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ジャズからロックへのメインストリームへの変遷の功罪
ジミ・ヘンドリクスは、大変才能溢れるアーティストだったのですが、結局は、周りを取り巻く連中が胡散臭い人間ばかりで、彼らにいいように利用されていた節がありますね。
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いわゆる、ロック興行におけるマフィアともいえる人たち。
それまでは、ジャズがポピュラー音楽業界のメインストリームだったので、彼らジャズミュージシャンをコントロールするためにアルコールやドラッグ浸けにして言うことを聞かせていたのが、今度はロックがその舞台の主役に躍り出たので、対象をロックミュージシャンに切り替えた訳です。
その結果が、ジミ・ヘンドリクスとジャニス・ジョプリンに代表される、才能溢れたロックミュージシャンが次々と若くして亡くなっていきました。
が、そのように行き当たりばったりでミュージシャンを支配すると、結局は一過性のビッグマネーしか入らないことに気が付き、その後は生かさず殺さずの方針のもと、ミュージシャンを過酷なツアーに引っ張り回してホテルに缶詰め(いわゆる、“ホテル・カリフォルニア作戦”ですね)にして、ミュージシャン側も、そのような状況に耐えきれずに麻薬に溺れたり、過食症や拒食症に陥ったりした悲劇も繰り返されましたね。