池淵竜太郎RyutaroIkebuchi『竜之独白 Ryu's Monologue』

編集者、音楽プロデュース、 ジャズシンガーMAYA親睦会『MAYA倶楽部』管理人、音楽集団『音美都』後援団体『音符美都』副会長、日本文化を世界に発信するインターネットラジオ『鎌倉ワールドラジオ』コメンテイター、千葉を共助の精神で元気にする『いっぱい坂倶楽部』監事を務めています。

池淵竜太郎RyutaroIkebuchi『竜之独白 Ryu's Monologue』

編集者、音楽プロデュース、 ジャズシンガーMAYA親睦会『MAYA倶楽部』管理人、音楽集団『音美都』後援団体『音符美都』副会長、日本文化を世界に発信するインターネットラジオ『鎌倉ワールドラジオ』コメンテイター、千葉を共助の精神で元気にする『いっぱい坂倶楽部』監事を務めています。

最近の記事

【隠れた名曲を聴こう】シリーズその4「青春の坂道」

岡田奈々さんについては、ちょうど、中日ドラゴンズが、20年振りにセ・リーグ優勝を果たした1974年の翌年から、千葉市内の自宅の高性能ラジオSONY製「スカイセンサー」で、AM放送の「東海ラジオガッツナイター」を聴くようになってから、それ以外の東海ラジオの番組もよく聴くようになったら、 上京する前の岡田奈々さんが、とある音楽番組に出演したのを切っ掛けにして、彼女のことを知るようになりましたので、かなり早い時期だったという自負があります。 彼女の本名は、矢井弘子というので、み

    • ボウリングは、スコアじゃないよ。スピリッツと心意気、ダンスの舞いとボディアクションだよの巻

      ステキなMAYAさんと須永辰緒師匠のDJに、 豪華絢爛な松尾明バンマスと二村希一さんと熊谷望さんによるライブのスペシャルゲストに山口いづみさんを招いて、 さらにベースマンの新岡誠さんがスーパー技量を発揮されたボウリングをファンの皆さんと和気あいあいと楽しんだ、遊び心溢れる心温まるイベントでしたね♥👏♫ また、こういう機会が催されるのを楽しみにしております。 https://www.facebook.com/share/p/1XKbwDN33N/ https://ww

      • フランスではバースデー前に祝うと不幸になるが、日本式なら大丈夫。レイナ・キタダ・バースデーライブ『シン・クラシック』

        昨晩、11月7日の、レイナ・キタダさんの、 フランス式ではない(←バースデーより前に祝うと不幸になる) 日本式(笑)バースデーライブは、非常に心温まるとともに、 改めて、レイナさんの歌と演奏に大いなる感銘を受けました。 お馴染みのレイナ・キタダ・スタイルの楽曲とともに、 このライブならではの、ショパンの「雨だれ」をヴァイオリン・ソロから“怒り”の行進曲風の中盤をインサートした楽曲(ポーランドが故郷だった彼は、やがてフランスに出てピアニスト・作曲家の仕事をしたが、いつかは

        • 楳図かずお先生の訃報を聞いて、無性に『笑い仮面』を読みたくなり…。と、2024〜2025年問題とは?

          楳図かずお先生が亡くなられたという訃報を聞いて、過去に、特に強く印象に残っている作品『笑い仮面』を無性に読みたくなり、AmazonのKindle版で読了しました。 以前、たまたま親戚の家の本棚から抜き出して読んだ古本で、どういう経緯があったのか記憶が曖昧なのでしたが、1970年代の高校生時代だったような気がします。 その頃は、『ねこ目の少女』『へび女』などのゴシックホラーで知られていて、タイトルの笑い仮面という、ちょっと風変わりな名前に反して、作品を読み始めると非常におど

          劇団アドック第三十回公演『いのち見つめて 『環』 シーボルトの娘、産科医イネを語る』初演と、シーボルトの子孫と私の祖父との縁

          昨晩は、六本木の麻布区民センターで開催された、劇団アドックの第三十回公演『いのち見つめて 『環』 シーボルトの娘、産科医イネを語る』初演を観に行きました。 https://www.facebook.com/share/p/Zrx6KA8agnXgv8Q9/ 幕末から明治期を、シーボルトの娘として、そして、日本初の西洋医学による産科医として、激動の世の中を懸命に生きた“オランダおいね”の生涯を、史実に基づきながらも、そこに、新たな視点を加えた“創作演劇”という作品に、おおい

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          『源氏物語』を、平安時代宮中での同人活動と捉えると合点が行くという考え方:『神作家・紫式部のありえない日々』。と、いろんな媒体による解釈を楽しむ

          うん、これは勉強せねば^^; 新たな世界観 『源氏物語』を、 平安時代宮中での 同人活動と捉えると 合点が行く という考え方 『神作家・紫式部のありえない日々』(かみさっか・むらさきしきぶのありえないひび)は、D・キッサンによる日本の漫画作品。 『月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にて、2021年12月号から連載されている。 紫式部が神作家として描かれているコメディで、平安時代を舞台している作品。 【漫画】 隠キャオタクな紫式部34歳、趣味は同人活動!?

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          荒井由実という芸名からの“決別”と、松任谷由実というステージネームへのRE:BORN

          ユーミンは、 やはり、後年、“負け犬の遠吠え女子”の代弁者といわれた時代が好きな人たちと、 ビジネスパートナー的な存在とコンビを組むことで、厳しい業界をサバイバルしてきた時代に分かれるのでしょうね。 ご本人も「あの頃に帰りたい」と本当は思っているのかもしれませんが、 それが許されないのが人間の性なのかもしれませんね。 そして、彼女自身が、それを明確に自覚しているからこそ、 荒井由実という芸名から“決別”して、 松任谷由実というステージネームにRE:BORNしたの

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          【隠れた名曲を聴こう】シリーズその3:NHK時代劇『早筆右三郎』テーマソング

          【隠れた名曲を聴こう】シリーズ その3 NHK時代劇『早筆右三郎』 テーマソング 作曲・演奏: 深町純 アルバム『ON THE MOVE』より、「Departure in the Dark」のテレビドラマ用エディット・ヴァージョン オリジナルの長尺楽曲はコチラ ↓ 幕末から明治期にかけて、早筆、すなわち瓦版の記事を取材しながら世相を素早く斬り取り描く、当時の敏腕ジャーナリストの生き様を、小山内美江子の脚本によりドラマ化した、画期的な時代劇。 若き日の江守徹を知り、

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          【隠れた名曲を聴こう】シリーズその2:カルメン・マキ&OZ「午前1時のスケッチ」

          【隠れた名曲を聴こう】 シリーズその2 カルメン・マキ&OZ 「午前1時のスケッチ」 坂本龍一さんの死を悼む ダディ竹千代さんは、 「私は風」 「閉ざされた街」 などの長編ハードロックの楽曲で知られるカルメン・マキ&OZの誕生に、ものスゴく大きく関わった人物です。 その才能は、カルメン・マキ&OZのデビューシングル「午前1時のスケッチ」の作詞&作曲者である 本名 加治木剛 として、燦然と輝いています。 あの歌は、 カルメン・マキさんの 心の叫びを 当時マネー

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          【隠れた名曲を聴こう】シリーズその1:和田アキ子「愛して」

          【隠れた名曲を聴こう】シリーズ その1 和田アキ子「愛して」 (RCAレコード 現・Ariola Japan) この曲を初めて聴いたのは、1970年代の終盤、必殺シリーズの異色作、オカルトブームを反映した『翔べ!必殺うら殺し』のエンディングテーマソングとして流れた時で、 ドラマで、“若(わか)”という、男勝りの女性として出演した和田アキ子さんが歌った、非常にエモーショナル&ソウルフルな楽曲で、シビレましたね。 後年、作詞作曲は、まだメジャーになる前のハマショーこと浜

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          世界三大「ウェルカム・バック賞」テーマソングは、『ゴジラ 呉爾羅』『オールナイトニッポン』『今日のホームラン』

          NHKで97年に放送された『ゴジラのテーマをつくった男 作曲家・伊福部昭』がアンコール放送決定。 Eテレで10月19日。伊福部が大戦中、北海道で作曲した幻の協奏曲。 焼失したと言われていた楽譜がNHKの資料室に眠っていた。 番組では録音に立ち会う伊福部に密着 作曲家の伊福部昭先生は北海道出身ですが、元を辿れば、出雲にルーツのある一族の方ですね。 伊福部氏(いおきべうじ/いふくべうじ)は伊福部を氏の名とする氏族。 伊福吉部氏・五百木部氏・廬城部氏とも表記する。 ス

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          欧州〜世界中で、1980年代ジャパニーズ・シティポップが大人気を改めて実感した、ドイツ在住シンガーNiloさんの凱旋帰国ライブツアーのファイナルステージ

          9月30日(月)に、表参道「ZIMAGINE」で開催された、ドイツ🇩🇪在住のボサノヴァ&ジャパニーズ・シティポップ・シンガー、Niloさんの凱旋帰国ライブツアーのファイナルステージは、大入り満員で大盛況でした。 共演者は、 パンデイロをはじめとするブラジル音楽のパーカッショニストのRINDA☆さん ジャズ&ラテン&ポップスなど、オールマイティのベーシスト菊田茂伸さん そして、アコースティック&エレクトリックギターの名手金澤健太さん の4人による、前日の江ノ島ライブか

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          ニューヨーク・ジャズシーン“ロマン派”のレジェンドピアニスト『ウラジミル・シャフラノフ来日初日ライブ』で魅せた流麗で煌めくタッチ

          流麗にして煌めくようなタッチで、 古民家をリノベーションした、 小田原駅から、箱根登山鉄道で一駅先の箱根板橋駅から徒歩5分に位置する TEA FACTORY こゆるぎ紅茶専門店『如春園』をライブ会場に仕立てて誂えた、貴重な古式ゆかしいピアノ“FUKUSHIMA”に立ち向かい弾きこなす。 来日ライブ初日の会場となった「TEA FACTORY こゆるぎ紅茶 如春園」は、元々は地元の豆腐店の内装を古民家としてリノベーションした、紅茶専門店としてリニューアルオープンしたところに、特

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          ドローンは、エアカーになれるか?

          エアカーなんて、過去に未来を描いた作品にはいつも登場していたのに、現在の社会のどこに飛んでいるんだと思ったら、ようやくドローンが飛ぶようになって、少しずつ未来に近付いてきましたね♫(笑) 後は、サイズアップするだけ! でも、これが案外手強い^^; 既に、空中を素速く動く技術はかなりマスターしているのに、停め方や止め方がうまくいかない。 逆噴射やパラシュートである程度は可能だが、いわゆる“べたピン”の制御技術が今イチ確立されておらず、右往左往。 ここは、磁力や重力を応

          半世紀前のグルーヴィーな「セサミストリート・キッズ」も間もなくアラカンだの巻

          サイコーにグルーヴィーなハーモニカ♬ Sesame Street Original Closing Theme (Full, HQ) 一番は、オーソドックスなメロディラインを忠実にハーモニカで演奏したら、 二番は、ジャジーなブレイクダウンした、ハーモニカの別名称である、これぞマウスハープと呼ぶに相応しいスタイルで演奏され、 三番は、再びオーソドックスなスタイルに戻った後に、グルーヴィーなエンディングで華麗に締める。 なんと、半世紀も前の、1970年代初頭ですぜ。

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          フレデリック・ショパンに憧れ、ショパンのリーインカーネーションであると確信して、そういう人生を歩んだ『セッションマン』ニッキー・ホプキンズ

          先日、好評を博している、ニッキー・ホプキンズの生涯を描いた映画『セッションマン』はなかなか面白かったのですが、 製作者の意図どおりの発言を引き出そうとするあまり、インタビューされる相手が目まぐるしく変わり、誰が何を言っているのか、今イチわかりませんでしたね。 とともに、音源が、ニッキーがどこのパートを弾いて貢献しているのかが、かなりわかりにくい。 個人的には、やはり、ローリング・ストーンズの『シーズ・ア・レインボー』が印象に残りましたが、 同じセッションマンのピアニス

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