「自分に余裕がない!!って時の、その余裕って何?」
いつもは優しい気遣いや労いの言葉を大切にできたとしても、過度なストレスを抱えていたり、憤懣遣る方無い気持ちがある時は心の余裕がなくトゲのある態度をとってしまうことってありませんか?
例えば、ある主婦の方が行き場のないストレスを溜め込んでいて、自分でもなぜかがよくわからない苛立ちがあったりすると、仕事帰りにお使いを頼んだ夫が帰宅した際、その苛立ちを相手にぶつけてしまうかもしれません。
夫「ただいま。」
妻「おかえり。頼んでおいた物は買ってきた?」
夫「あのさ、仕事から帰ってきた夫に『お疲れ様、今日はどうだった?』ぐらい言えないの?」
妻「あなたが忘れっぽくなければ、こんな言い方しないわよ!」
夫「買ってきたよ!」
妻「そう、よかったわ。あなたがお使いくらいはできる人で…」
これでは幸せにはなれないですよね?
第三者が聞いていたら「その言い方!!」ってつっこみたくなるかもしれません。
コミュニケーションは言い方ひとつ、聴き方ひとつ、ちょっとした技術を知るだけでガラッと変わります。
だから知識を学ぶことはとっても大事です。
でも、それだけではなかなか上手くはいかないこともあるのではないでしょうか?
人間関係は「相手次第」ということもあるでしょう。
それまでの関係性でお互いに期待通りにならないことが続くと、冷え切った関係になってしまうこともあります。
しかし、根本は自分なのです。
その人の素地は普段ではなく追い込まれた時に見えてくるものです。
さて、突然ですが質問です。
あなたは自分自身にどう向き合っていますか?
①自分自身の問題(外見や職業、人間関係、育児など)に対して、どのように考えたり評価してますか?
②失敗した時、自分にどんな言葉を使いますか?
自分を責めたり怒ったりしますか?それとも優しく思いやりのある言葉を向けますか?
③自分について厳しく批判的な考えがあると、どう感じますか?
④自分に厳しくすると、どんな結果が起こると思いますか?
やる気がわいてくる?それともがっかりして悲しい気持ちになる?
⑤自分のままを受け入れられた時、どんな気持ちになりますか?
怖い気持ちになる?それとも希望を感じる?それとも両方?
即答できるものと、そうではないものとあるかも知れませんね。そして、ポジティブに考えていることもあればネガティブに受け取っていることも様々だと思います。
この投げかけは「自己愛(じこあい)」や「自己への思いやり」が満たされているかを考えるワークの一環です。
自己愛が足りていない時は、自分自信を批判しています。
そんな状態の時は、人間関係も上手くはいかないものです。
この質問のような状況に対して批判的に感じていることがあれば、まずは立ち止まり自分の内面を見つめることが必要です。
しかし「自分を批判していることを見つめるなんて辛いだけでは?」「前向きに受け止めたくてもできないから困っているのに!」と思われるかも知れませんね。
ここで大切なことは、良くも悪くも評価をしないことなのです。
私たちは出会った出来事によって、感じたり考えたりしていきます。そしてその経験から「〇〇なことを大切にしていこう!」とこだわりや価値観を作っていきます。
この価値観に生まれながらのものはありません。
全てに人が等しく持っている価値観もありません。
つまり、自分らしさを表すものの一つでもあります。
だから、自分らしさの一部になる経験や状況を否定しないで受け止めることが、心の安定であり自分を愛することにつながります。
この肯定も否定もせずに自分を見つめていくことは自分一人では難しいことでもあります。
本人だけでは、今まで生きて来た考え方の癖から抜け出せないものです。
あなたは自己愛が足りていますか?
「最近ちょっと自分に否定的だな!?」
「頭ではわかっていてもどうしても受け入れることができないことがる!」
「自分を愛する方法がわからない!」
そんな方は、一度プロのサポートを受けながら自分を見つめる時間を作ることをお勧めします!
心の余裕は、環境や相手ではなく自己愛で変わりますからね!
今日も自分を愛してください!
※5月28日(日)開催
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