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140字小説【実話︰近道にモンスターがいるのはお約束】

 エレベーターのボタンを押してから、降りてくるのを待つこと数秒。ようやく扉が開いたかと思えば、内部のパネル部分には一匹の蜘蛛(わりと大きめ)が。どうする?

▼気をつけながら乗る。
▼仕方なく階段を昇る。

 目的の階層まで自力で昇るにはキツすぎる。
 それでも私は……嫌悪感に抗えなかった。