140字小説【恐竜の朝ごはん】
「それで、最後は主人公が命がけで恐竜の卵を救うっていう話なんですけど……」
「なるほど……うん、斬新で面白いんじゃないの? とくにこの『卵がけで命を救う』ってところとかさ」
「えっ? ……あっ!? いや、それはただの誤字――」
――こうして僕の初連載作品は《恐竜の朝ごはん》になった。
「それで、最後は主人公が命がけで恐竜の卵を救うっていう話なんですけど……」
「なるほど……うん、斬新で面白いんじゃないの? とくにこの『卵がけで命を救う』ってところとかさ」
「えっ? ……あっ!? いや、それはただの誤字――」
――こうして僕の初連載作品は《恐竜の朝ごはん》になった。