
わたしのBL開拓時代を導いてくれたもの
わたしが商業BLを嗜むようになったのは、たしか6年ほど前。
最初の頃は、某立ち読みのできる古本屋で、
コミックスを片っ端からパラパラし、
絵が好み且つあまりエロくないものを選んで読んでいた。
それで気に入れば、同じ作家のものを読んでの繰り返し。
最新作とは出会えなかったけど、
これで好きになった作家が何人かいる。(古本で揃えた負い目があるので、名前は伏せる)
次に、さらなる新天地の開拓を目指し、頼りにしたのがBL入門書やランキング本。
特に「はじめての人のためのBLガイド」にはめちゃめちゃお世話になった。
はらだ先生や草間さかえ先生など何人かのインタビュー&特集記事があって、何度も読み返したし、
このムックで出会って好きになった作家やシリーズがたくさんある。
まじ、わたしのBLの礎。
そして意外にも、「昭和元禄 落語心中」を読み始めるきっかけになったのも、このムックだったりする。
作者の雲田はるこ先生は、BL作品も一般向作品も同じくらい力を入れて描いている作家のひとり。
ムックの中では、「BL作家の中には一般向作品で活躍してる人もいます」「こちらの作品はアニメ化も決定していて話題です」
みたいな感じで「昭和元禄 落語心中」が紹介されていた。
当時書店で見かけてちょっと気になっていたわたしは、「作者がBLも描いている」ということで俄然興味が湧いて読み始めた。
そしてハマッた。
さらに落語にもハマッた。
上に貼ったnoteの記事は、
「人生を変えた一冊」というテーマで書いた
「昭和元禄 落語心中」についての記事。
人生が豊かになったのは落語のおかげ。
落語にハマッたのは「昭和元禄 落語心中」のおかげ。
「昭和元禄 落語心中」を読んだのは……
あれ?わたしの「人生を変えた一冊」って…
……なんだか、恐ろしいことに気付きそうなので、今日はこの辺で失礼します。
(ランキング本にまつわるカルチャーショックの話が書きたくて書き始めたハズなんだけど…おかしいな。
また 次回お付き合いいただけますと嬉しいです。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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