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ひろゆき、ホリエモンの発言は嘘かもしれない。知識人の発言は一歩引いて考える。
先日、感想を書いた「ザイム真理教」の続編である「書いてはいけない」を読みました。
業界のタブーに切り込んだ1冊で、トピックは3つあります。
ジャニーズの性加害
財務省のカルト的思想
日本航空123便の墜落事件
②の財務省のカルト的思想は、「ザイム真理教」の内容とほぼ変わらないので、そちらで満足した人は読む必要はないと思います。
逆に、「書いてはいけない」が面白いと思った人は「ザイム真理教」を読んでみると良いと思います。
正直、ジャニーズの性加害も、日本航空123便も、話は知っていましたが、詳しく知らなかったので勉強になりました。
今回、僕がこの本を読んで得た教訓は1つです。
それは、「有名人の話は疑ってかかるべき」ということです。
有名人の話は一歩引いて考える
「書いてはいけない」の中には、ホリエモンの話が取り上げられていました。
簡単に言うと、上記の30万回も再生された動画の「増税に文句を言うやつばかりだから解説します」の内容は税制の常識から見て間違っている。という内容でした。
ぶっちゃけ、森永氏の意見が正しいのか、ホリエモンが正しいのか、僕に正解は分かりません。
それよりも、ホリエモンという知識人が誤った発言をしている可能性があるという点に、ショックを受けました。
世間一般的に、ホリエモンの動画の主張はすごく力を持ったと思います。
実際に、僕も切り抜き動画でこの動画を見た記憶があります。
その時には、ホリエモンの意見が正しいのだと思っていました。
ひろゆき氏の誤り発言
有名人の発言力は凄まじいものがあります。
特に、「知識人」と言われている有名人の発言は疑いもなく信じてしまうことが多いと感じます。
僕は、「ひろゆき氏」の動画で同じような体験をしたことがあります。
ひろゆき氏、本当に人気がありますよね。
今年で55歳になる僕の母親までハマって観ていると聞いて驚きました。
僕も以前までは、ひろゆき氏の動画を面白い、タメになると見ていました。
しかし、今では一切見ません。
見なくなった理由は、彼の発言に誤りがあったからです。
ホームページの話をしていて、その話に重大な誤りがあったのです。
僕はホームページ制作を生業にしているので、反射的に「間違っている」と判断しました。
しかし、現役でこの業界で働いていないと、誤りに気づくことはできなかったと断言できます。それだけ、ひろゆき氏の発言にはパワーがあると思うのです。
同時に、僕がよく分からない話題については、誤りがあっても気づけないであろうという一種の恐怖を感じたのを覚えています。この経験があってから、有名人の発言には注意をしたほうがよいという教訓を得ました。
今回の「書いてはいけない」も同様です。
ひとまず、疑うことを念頭に情報を入れていかなくてはなりません。
まとめ:書いてはいけない
以上、「書いてはいけない」からの教訓でした。
内容は、前作の「ザイム真理教」と重複する部分も多く、やや期待外れの内容。
ただ、ジャニーズ問題も、財務省も、ボーイングも著者なりの共通点があり、その点は面白かったです。
個人的には、書いてはいけない→ザイム真理教と読んだほうが楽しめそうです。