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40代フリーランスママ:お金の面、生活レベルが落とせないって?
最近、正社員退職⇒フリーランス(業務委託)について質問やご相談を受けることが増えました。
退職を検討するけれど踏みとどまっておられるかたから「お金の心配」「生活レベルが落とせない」とお伺いします。
お金については人それぞれ考え方がありますので、アドバイスなどは恐れ多いのですが、私が思う点、実際にやってみたことにお話しします。
何かの参考になれば幸いです。
計算する
当たり前のことを書くな!!!と言われそうですが、本当に大切なので最初に書きます。退職前に「生活できるお金」がいくらなのか、今、自分の手元にあるお金はいくらなのか、確認しました。退職前、忙しかったけど、これは本当に大切だったし、実際やってよかったと思いました。
わたしは貯金を全部洗いざらいエクセルにまとめました。学資保険や個人年金も含めて全部書き出しました。
そして、貯金が総額いくらあるのか計算しました。夫にも協力を依頼しました。退職を考えていることは伝えずに、政府の老後2000万円報道をうまく使いました(笑)。
用意周到に計算したはずが、住民税や国民保険、年金の支払いがあることは忘れていました…。けっこう痛かったです。
ここで、「これでは生活できない!」となれば、退職を辞めればいいし、「これでもなんとかやっていける!」となれば、退職する、というのがよいだろうと思います。
わたしはこの時点では「無理だなあ…」と思いました。
相談する
口座を持っていて、対面相談ができ、信頼がおける銀行に資産相談をしました。資産家ではないわたしでも、「退職するかもしれないので、将来を含めて、NISA/IDECO含めて今後の資産運用を考えたい」と言えば、親身になり、客観的に相談に乗ってくれました。
シュミレーションは子どもの数、進学先など多岐にわたりますが、結構楽しかったです。気が楽になりました。
実は、ネットで無料のマネー相談もお願いしたことがあります。担当者は「自分がいかにすごいファイナンシャルプランナーか」を説明するばかりで、いまいちでした。
それもそうですよね。無料でまずは自分のよさを知ってもらい、その後、自分に頼みたいお客さまかどうか見決めるためにあるのです。無料セミナーはいわば、見込み客の教育のため。親身に相談に乗るためではないのです。スモールビジネスをし始めた自分ならよく分かりますが、当時の自分まったくわかっていませんでした。お金の相談をするのに、ビジネスのしくみをわかっていないとは…怖いものです(笑)。
夫にもお金の相談しました。しかし、「えっ⁉ずっと働くものでしょ」と言われてしまいました。「老後には全然足りないよね」とまで言われ、ちょっと凹みました。
新卒以来ずっと働いてきたわたしが働かない姿なんで想像もできなかったのでしょう。予想通り、退職して2か月で新しく職を見つけているのですから、夫の言うことも納得です(笑)
それでも、わたしは辞めました。耐えられなかったからです。この決断には後悔していません。
生活レベルとは何か
「生活レベルが落とせないから辞められない」というかたもいらっしゃいます。かつてのわたしもそう思っていたから、お気持ちはよーくわかります。
生活レベル、とは衣食住含めた総合的な言葉だと思います。どこにお金をかけてどこにかけないかは人それぞれ自由です。
生活レベルが落とせない、というのは、今の身の丈に合った生活が、お金のせいでできない、ということではないかと思います。でも、貯金があれば取り崩しで生活レベルを保つことも可能ですよね。
わたしは退職してから生活レベルが変わったか、というとそうでもありません。これまでと同じスーパーに行っています。洋服もコスメも買うし、美容院も行っています。
でも、服は働いているときほど必要なくなりました。毎日同じ服を着ていても、誰も気にしません。コスメだってかなり断捨離しました。そんなにいりません。
靴だって、スニーカーと歩きやすいパンプスがあれば大丈夫。以前はひたすら色合わせにこだわっていましたが、今や、道で歩いているオバちゃんの靴なんて誰も見ていません。
美容院でたまに失敗しても、「あーしまった」でおしまいです。
都内で働いていた時、素敵なお洋服と靴を探し、オバちゃんらしくないように身なりに気を付けていたのがウソのようです。
働いていたら、付き合いランチもありましたが、今はなくなりました。あったとしてもリモートランチ会で、各自好きなものを食べながらおしゃべりしておしまいです。
そんな自分が許せないなら、もっと働いて稼いでキラキラ働く方に行けばいい。でも、わたしはそうなれないから今の自分を選んだのです。そして、今の自分を許すことにしました。
今着ているのはリサイクルショップで買った服です。でもそんなことは誰にもいわなければわからないのです(笑)
今日もその服を着ているのですが、LINE通話越しに、姉が褒めてくれました。すかさず、「これ、いい買い物してん!!!実は○○円やねんで!」と安さ自慢をしてしまいました(笑)
愛知県出身の夫にはこの「安さ自慢」「お買い得自慢」が信じられないそうです…!
最後に
今回は、テーマは重め、内容はわたしにしては軽めだったかと思います。こんなお話しも秘密厳守でざっくばらんにできたらなあと思っています。
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