不登校児の母、プチ家出してみた
小2の次男が学校に行かなくなって6週目、疲れてきました!
週4日在宅勤務、1日出勤、土日は子どもの習い事…
息抜く暇がないからね!
もともと、ずっと子ども中心の生活なんて、私には無理だから仕事しているわけで、こんなに子どもに120%注力している毎日は、無理を通り越しているのです!!
「堪忍袋の緒が切れたっ!」と叫んで家出してみた
とかいって、ホントの家出できればよかったのだが、そこまでのエネルギーもないし、実際はたった2時間弱、近所の友達のところに行っただけ。
ダイナミックな家出ストーリーを期待させておいて、ごめんなさい。
(タイトル写真は「こんなとこまで家出できたらいいのにな~」の願望)
でも、それでも、結構いまの私には「久しぶりの自由時間」だったのだ!
お財布すら持たずに出てきてしまったので、友達にビールを2本おごってもらい、ひたすら愚痴った1時間。
次男から「どこにいるの~、帰ってきて~」と電話がかかってきて、子どもたちの就寝時間を少し過ぎたくらいで帰宅。
なぜ家出したか
一言でいうと、贅沢病です。
次男が学校に行かなくなって、
当初1~2週目は、とにかくパニック状態。次男も元気ないし、私たちはどうしたもんだか右往左往状態。
3~4週目は、フリースクールに行き始めて、ちょっと光が差し込んできた感じになった。
5週目から今週は、次男の元気爆発で、とっても安心した半面、4週目まできちんとやれていたことが、おろそかになってきていた。
例えば、勉強。
チャレンジタッチと、ドラゴンドリルと、教科書に沿ったワークブックと、学校の宿題は、やろうと決めていたのに、5週目はチャレンジタッチ以外ほとんどやらなくなった。
例えば、自分の持ち物管理。
スクールから帰ってきたら、荷物は玄関に投げっぱなしでお友達と遊びに飛び出して行ってしまうようになった。
例えば、夕食の支度の手伝い。
スクールでたくさん遊び、帰ってきてからもずっと遊んでいるので、体力の限界。帰宅後はくてっとして本や漫画を読んでいるばかり。
・ ・ ・ ・
どうですか、ひどいですか。
書いてみると、軽微過ぎて笑えるし、
「何言ってんの!元気だったらいいじゃないの!」と、
1か月前の私から怒られること必須だろうことばかり・・・
でも、「這えば立て、立てば歩めの親心」って、こういうことを言うんですかね。
「元気なら、生活ちゃんとしてよ!」と、贅沢な要求が沸き上がってきちゃったわけですね!!
家出してみてどうだったか
家出するのって、一つのアンガーマネジメントだと思うんだけど、
目の前に子どもや夫がいると、感情が爆発しちゃいそうだったので、そこから場を移したわけで。
夕食の支度して、夫が帰ってきたタイミングでバトンタッチして、ちょっと一杯飲みに行く、みたいなプチ家出でしたが、こんなことしたのは(コロナもあるし)何年ぶりか、みたいな気分。
私はけっこう、子どもたちに対して「まあ、いいじゃん」と思うのが苦手。自分には甘いのに、子どもたちには「ちゃんとしようぜ」と押し付けてしまう。
いま、子どもたちが元気で楽しく暮らしてるんだから、それでいいのに、「もっと、もっと」と思ってしまっているよな、と、冷静になる時間が持てたのは、やっぱり家から離れたからだと思う。超短時間だけど、頭を冷やす、って必要だよ。
あと、ひとりで散歩してるだけだったら、うまく切り替わらなかったかもしれないけど、人に話を聴いてもらえたことで、「何言ってんだ、アタシ」と自分の突っ走り具合を自覚できたこともある。
家出することで、家族に対する影響力を発揮したいという気持ちも、なかったわけではない。
いくら言ってもわかんないなら、私、いなくなってみますから、考えてよね!みたいな。
その結果、長男にはものすごくよく「効いて」しまった。
すまん、長男、君にはそこまで求めてないんだよ、大丈夫。
狙いの次男はどうかというと、その日の夜は、神妙なことを言っていたが、翌日からはまた元気よく遊びに熱中(笑)!
いい意味でも悪い意味でも、「効果なし」。
いや、「なし」という程なくはなかったのかもしれないけど、劇的な変化はございません。
ま、それを狙っていたわけではないので、いいんだけど。
夫は、私がそろそろ限界なのを見て取っていたので、慌てるでも困るでもなく、だった様子。
私のいない夕食の席で、子どもたちと「母の家出の原因と対策会議」を開き、具体策を立ててくれていた。(書いておかないので、のど元過ぎれば熱さを秒で忘れる次男には残らなかったぽい、残念)
次回、家出するなら、どうするか
つぎは、温泉旅行に行きたいと思います。
旅行じゃなくてもいいので、計画的家出をしたいと思います。
結局ストレスの原因は何かというと、次男がどうだとかというよりも、
私に一人時間とか自分のことに没頭する時間がないことや、
スクールの送り迎えとか学校との連絡とかで在宅ワークも質的に不完全燃焼なこととか、
職場にいれば起こらないコミュニケーションギャップ起因のエラーとか、
在宅で会議とか面談とかするけど常に子どもたちの動向を気にしながらなことの緊張感とか、
勉強しない・片づけないみたいな不登校云々あんまり関係ない小学生の親あるある的な悩みとか、
そういうことが複合的に絡み合って「疲れちゃった」ってことなんだと思う。
疲れは、溜めずに、解消する!
ということで、月に1回くらいは、自由なお休みを確保するようにしましょうね、ワタシ。
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家出はなかなかいつもはできないので、オンラインで人と話す機会をつくるようにしようとも思います。
コロナ自粛在宅ストレスが再びやってきているような状態ってことです。
梅雨で悶々とする時期ですし、自分に優しく努めます。
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