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春秋要約150字_政治権力よりも高次なものとは。政局の混迷を指針を見定める過程とする必要がある。

大平正芳元首相の「新権力論」を引く。「権力はそれ自体よりも“高次なもの”へ奉仕する目的がなければならない」との旨だ。この度の衆院選で自民党が大敗した。政治とカネの問題に始まった不信からは、「より高次なもの」への姿勢は見当たらなかった。政局の混迷を、国の進路を見定めるプロセスとする必要がある。本文146文字

2024.10.29火曜日 春秋(日本経済新聞)より

*ともえもんのつぶやき*
【権謀術数】 けんぼう-じゅっすう
巧みに人をあざむく策略のこと。▽「権謀」はその場に応じた策略。「術数」ははかりごと・たくらみ

権威と権力と違いみたいなものかしら。
権力は所詮「力」でしかないので、方向がない。
力でねじ伏せるのは暴力で押さえこんでるのと同じだからね。
権威への自発的(意識、無意識がおそらく混在)な意思を惹起させ維持させる行為や仕組みがないと、集団をまとめていくのは大変だろうなぁ。それは洗脳ともいえるかもしれない。
天皇制みたいなもので、祀り上げられた対象は人間で無いものでないと、ものすごく長い期間を求心していくことは難しいと思う。人間と同質なもの(つまり人間同士)は嫉妬や差別になるから。
どれだけファンタジーに見えても未知の領域を作っておくことがポイントなんだと思う。未知は不可解や不完全感を収束・吸収してくれる。

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