NAVITIME_Tech

ナビタイムジャパンの技術に関する情報や、サービスに対する想いを発信していきます。 ※ご意見、お問い合わせは公式サイト (https://www.navitime.co.jp/) へお願いします。

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アプリからの AWS Cognito 認証をシンプルに実現する方法

こんにちは、ホンビノス五郎です。 ナビタイムジャパンで『ビジネスナビタイム動態管理ソリューション』のAndroidアプリ開発を担当しています。 当社では毎年社員旅行を開催しており、そのための「社員旅行アプリ」も自社で作成しています。このアプリでは、旅程や新幹線・バスの座席表を確認することができます。今年も、2019年に作成した際と同じコンセプトでアプリを制作しました。 ※社員旅行アプリのコンセプトについては、以前Qiita記事で紹介しています。 今回の社員旅行アプリ開発

    • Bitbucket APIによって手動によるミス・作業時間を減らした事例紹介

      こんにちは、よんごーです。 ナビタイムジャパンでコスト削減や運用改善を担当しています。 多くのプロジェクトで Gitを利用してコンテナタグなど構成管理していると思います。 この作業、手動でやると煩雑で作業ミスや時間がかかることがあります。 本記事では、Bitbucket APIを活用してこのプロセスを自動化した事例を紹介します。 自動化の背景と必要性構成管理の更新用のプルリクエスト(以降PR)を手動で作成していると、以下のような問題が発生することがあります 手順ミスや入

      • 気象防災ルートの開発談(後編)〜機能実現までの道のり〜

        こんにちは、TMです。 ナビタイムジャパンで経路探索エンジンの開発を担当しています。 今回はトラックドライバー専用のカーナビアプリ『トラックカーナビ』にて9月に提供開始した「気象防災ルート」の開発の裏側をご紹介します。 本サービスの詳細については当社プレスリリースをご覧ください。 また、この記事はこちらの記事(https://note.com/navitime_tech/n/n829782f7744d)の後半の記事です。前編ではアプリの開発担当者から本機能の開発経緯につい

        • 気象防災ルートの開発談(前編)〜大雨でも走り続けるトラック〜

          こんにちは、2級クライマーです。 ナビタイムジャパンでトラックドライバー専用カーナビアプリ『トラックカーナビ』のAndroidアプリ開発を担当しています。 今回は『トラックカーナビ』アプリにて9月に提供を開始した「気象防災ルート」の開発経緯についてご紹介します。 この機能は、近年増加している異常気象に対してトラックドライバーや物流企業の皆様にとって安全に運送を続けるために重要なものと考えています。特に今回は、ドライバーの安全を確保するために大雨を回避するナビゲーション機能を

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        記事

          非デザイナーたちがBlenderで3Dモデルを作ってみた

          はじめにこんにちは、ニワトリさんです。ナビタイムジャパンで地図フレームワークの研究開発をしています。 今回は地図の一機能である3Dランドマークの拡充に向けた取り組みをご紹介します。 本業である研究開発と両立しながら、普段と異なるアウトプットにも成功した一例としてご覧いただければ幸いです! 3Dランドマークとは?例えば東京タワーや京セラドームなど、目印となる建物を3D表示したものです。『NAVITIME』などの当社のサービスでご覧になれます。 2Dな地図の中に3Dランド

          非デザイナーたちがBlenderで3Dモデルを作ってみた

          部署を越えたチームで作り上げた「見て乗って楽しいバス」機能の裏側について

          こんにちは、シロクロとピーナッツです。 ナビタイムジャパンでバスロケ※機能の開発と『バスNAVITIME』のデザインを担当しています。 ※バスロケ(バスロケーションシステムの略。バス車両に取り付けたGPS端末などを活用し、バスの運行状況をリアルタイム把握できるシステム) 今回は、6月にリリースした「見て乗って楽しいバス」について、機能が追加された経緯と開発背景についてお話しします。 この機能では、単なる移動手段としてのバスを超えて、魅力的なバスを見る・乗るという体験を目

          部署を越えたチームで作り上げた「見て乗って楽しいバス」機能の裏側について

          バイクライダーのために細かいチューニングで実現した「トンネル回避ルート」開発の裏側

          こんにちは、ゆうきちと 城下町ウォーカー です。 ゆうきちはルート検索の研究開発をしています。城下町ウォーカーは『ツーリングサポーター』のAndroidアプリを開発しています。 先日、当社のバイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター』において新機能「トンネル回避ルート」を提供開始しました。 今回は、その新機能について開発の裏側をご紹介します。 トンネル回避ルートとは「トンネル回避ルート」機能は、トンネルを回避したルートを検索結果に表示できます。 対象のトンネル

          バイクライダーのために細かいチューニングで実現した「トンネル回避ルート」開発の裏側

          Amazon Athenaで位置情報を扱う

          こんにちは。キングカズです。ナビタイムジャパンのインフラ部門でログデータを管理しています。 AWSの分析サービスである『Amazon Athena』は地理空間関数をサポートしており、位置情報を扱う事ができます。本記事ではAmazon Athena(以下、Athena)の地理空間関数の使用方法をオープンデータの集計を交えながら説明します。 利用データ国土交通省がオープンデータとして公開している『国土数値情報』から鉄道時系列データと行政区域データと利用します。 ダウンロード

          Amazon Athenaで位置情報を扱う

          訪日外国人が鉄道を使った区間がわかるようになりました

          こんにちは、なかぱーです。 ナビタイムジャパンの移動データ事業でユーザーのGPSログを使った研究開発を行っています。 2024年9月18日、移動データ事業が提供する訪日外国人動態分析サービス『インバウンドプロファイラー』に、新たに鉄道利用動態分析機能をリリースしました。本機能により、訪日外国人観光客に人気のある鉄道路線や駅の分析、駅利用者が訪れた目的地の特定、さらには周遊パターンの解析が可能となります。 今回は、本機能によって実現した分析内容と、その開発の裏側についてご紹

          訪日外国人が鉄道を使った区間がわかるようになりました

          駐車違反をしないための新機能「駐車禁止・駐停車禁止表示」開発までの道のり

          こんにちは、『配達NAVITIME』のアプリ開発担当のきゅうり と 地図フレームワークの研究開発担当の広葉樹です。 今回は、配達専用の業務管理/カーナビアプリ『配達NAVITIME』にてリリースした「駐車禁止・駐停車禁止表示」機能の紹介と、その開発経緯をお話します。 「駐車禁止・駐停車禁止表示」機能とは?今回追加したのは、地図上にどこが駐車禁止・駐停車禁止エリアなのかを、線を用いてひと目でわかるよう表示する機能です。またナビゲーション中は、走行している道路が駐停車禁止区間

          駐車違反をしないための新機能「駐車禁止・駐停車禁止表示」開発までの道のり

          CI/CD におけるテストの重要性と実行頻度について

          はじめにこんにちは、くるふとです。 ナビタイムジャパンでは、時刻表 API や地図描画 API の 開発・運用業務を主に担当しています。 今日のソフトウェア開発業務において、 CI/CD の重要性は非常に高くなっています。CI/CD の設計を考えるにあたって、テスト工程をどう組むかは議論の対象になりやすいです。 今回の記事では CI/CD におけるテストの重要性と実行頻度について考察していきます。 CI/CD とはまず、CI/CD とは何かから整理していきます。今回は C

          CI/CD におけるテストの重要性と実行頻度について

          Android ndkbuildしてるC++ライブラリを、CMakeでデバッガブル導入

          こんにちは、初代クワマンです。 ナビタイムジャパンの研究開発部門にて、地図フレームワークエンジニアを担当しています。 Android nativeビルドはandroid.mkとndkbuildで行われてきました。この手法はデバッグの資料に乏しく、あくまでデバッグログを出力するに留まっていました。 しかし、2016年4月、Android Studio 2.1 より、CMakeLists.txtとCMakeでのビルドがサポート・推奨され、nativeコードのデバッグがデフォルト

          Android ndkbuildしてるC++ライブラリを、CMakeでデバッガブル導入

          【Tableau】APIを活用した柔軟で拡張性の高いデータダウンロード機能の実装方法

          こんにちは、らむです。 ナビタイムジャパンの移動データ事業にて、『Tableau』を用いて移動ビッグデータの比較・分析が可能なプロダクト開発を行っています。 2024年7月4日、移動データ事業が『Tableau』を活用して提供している『インバウンドプロファイラー』にダウンロード機能を追加しました。 ダウンロード機能の追加にあたり、『Tableau』が標準で提供しているダウンロード機能を活用することを検討しました。しかし、表示用のフラグがダウンロードデータに残ってしまったり、

          【Tableau】APIを活用した柔軟で拡張性の高いデータダウンロード機能の実装方法

          生成系AIにクイズをつくってもらった話

          こんにちは、こんにゃくざむらいです。 ナビタイムジャパンでAIを利用したシステムのバックエンド開発を担当しています。 今回はナビタイムジャパンが保有する、観光記事の情報と生成系AIを利用して、クイズを生成した話をします。記事の途中で生成したクイズを出題するのでぜひ解いてみてください! なぜクイズをつくるのかナビタイムジャパンでは、旅行者のニーズに応えるため、さまざまな観光アプリやサービスを提供しています。国内旅行向けサービスの『NAVITIME Travel』では、日本各

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          新機能開発でトラックドライバーの待機・作業時間削減を目指した話

          こんにちは、木です。 ナビタイムジャパンでビジネスナビタイム動態管理ソリューション(以下、ビジナビ動態管理)のWeb開発を担当しています。 先日、当社のSaaS動態管理サービス『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』の「労働状況可視化ツール」に訪問先ごとの作業・待機時間を把握することができる訪問先分析機能を追加しました。 今回は、その新機能について紹介します。 『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』 とはこのサービスは、配車計画、動態管理、様々な車種に対応

          新機能開発でトラックドライバーの待機・作業時間削減を目指した話

          Go における CLI 開発用ライブラリ spf13/cobra & urfave/cli の紹介と比較

          はじめにこんにちは、くるふとです。 ナビタイムジャパンでは、時刻表 API や地図描画 API の 開発・運用業務を主に担当しています。 Go で CLI を開発する際に有力なライブラリとして、 spf13/cobra と urfave/cli が挙げられます。 どちらも利用事例の多いライブラリで、CLI の開発に役立つ多くの機能がサポートされています。もちろん当社でも両者共に採用実績があります。 今回の記事ではこの2つのライブラリを機能ごとに比較してみようと思います。

          Go における CLI 開発用ライブラリ spf13/cobra & urfave/cli の紹介と比較