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着岸して、陸で走ってたんだけどね。
陸から切り離されて、いや、陸を切り離して、大航海。(大"後悔"になるのかもしれないけどね〜)
地に足ついてたら間違うことはないけど、意志と知恵がそれじゃいけないところもできないことも見せてくれることがある。

誰かから見たら不安定でも自分の中では「不安定っぽい安定」「安定から出ないギリギリ」を攻めていることが多くて、
そのキワキワを見極めるのは得意なんだけど、
他人の眼ありきのbetterでしかなくて、自分のbestを狙おうと端からしていない。
そんな他人軸でのらりくらりと生きていくのも、割り切って仕舞えば楽だけど、
別に望んでないんだよな。望んでないんだよ。

空から見たら船の位置も進んだ距離もわかるけど、
当事者は現在地も、目的地でさえ基本わからない。
だから、安定から自らを切り離すのは難しいと私は感じてた。自分の体は1つしかない。
もちろん生き方として、確実に稼げる仕事をしながら起業するみたいな二足の草鞋的なことも可能だけど、ちゃんとbestを掴むために冒険すると決めて、それもどうすればできるのか現実的に考えた結果でしかない。結局体は1つ。

ただ、わからなさすぎて前に進めないのもこの若さに対して勿体なさがある。
だからきっと誰かを何かをTTP(徹底的にパクる)することが第一歩。誰を、何を、が大事。

誰を、何を、が大事、ではあるけど、
自分を商品に見立てたゴールデンサークルでいうと、what。
その上段のwhyは?
それはね、きっと「人が自分のことを本当に好きだと思う時間、場所、状態を増やしたい」。
ありきたりな言葉のようで、私はやっと言葉にできたっていう気持ち。
自己否定をしがちな自分は、それで他人を嫌な気持ちにさせてしまったり、自分の情緒をコントロールできないなんて日常茶飯事。
そうなったトラウマの存在もわかった。(まじでいじめってよくないよ12年間引き摺ってるからね)
世にいうアダルトチルドレン的だよなあと、自分に対して思う。

そこから脱したいという一心。
必要以上に変わらなきゃって思うのは、心の健康に良くないことは十分わかったけど、
なんかやっぱりむずむずする。
もっと人の気持ちをわかるように話し合いできる人になりたいし、
もっと人についてってちょこまかやるんじゃなくて矢面に立つ人間になりたいし、
もっと可愛くなりたいし、
もっと巻き込める人間になりたいし、
もっと推進力ある人間になりたいし、
もっと変になりたい。

なんかそのいやよかったみたいな高揚感もあるけどね。そのライブの帰りと、あとその僕は高校生の時とか、20代とかなんかその演劇の帰りとかね、寂しかったね。非常にそれは寂しかったな。
でなんかね。その寂しさはねなんかねすごい不安不安でしたね。その何者でもない自分が何者でである人たちの輝きを見て、でもちろん楽しんで楽しく帰るんだけど。その帰り道、その楽しさのグラデーションで下がっていくのと同時に、その不安がグーッと上がってくるって、その自分何者かを見ていったところから、何者でなさの自分がどんどんこう色濃くなっていくっていう感じが、非常にして。

2024/11/12 星野源のオールナイトニッポン

星野源の、源さんの、(数ヶ月前からラジオでハマってあまり人とも共有してないので、まだ呼び方が明らかに定まってない)こういう記憶や考え方に非常に共感する。
私が今年の頭に京セラドームでのAぇのデビュー発表に居合わせた時に感じたものそのものだった。
音楽みたいな明確な対象はないけど、何かしら圧倒的な変さを突き詰めたい。
"SNSはセンチメンタルを殺した"ってサカナクションの一郎さんが言ってた。争う。