インデペンデンスデイ久保田剛史さん⑮
これが私の生きる道~所属フリー芸人のネタと進路相談のライブ~
2024年3月2日(土)
新宿バッシュへ
『これが私の生きる道~所属フリー芸人のネタと進路相談のライブ~』
を観に行きました
ナユタ、でぃ、初恋
20歳前後のフリー芸人さんが
エル・カブキ、牛女、虹の黄昏
40歳前後のフリー芸人さんに
進路相談をするというライブでした
6組のネタも6組のトークもがっつり観られて
とっても楽しいライブでした
整列や座席の誘導がスムーズだったこと
芸人さんが持つ進行用の台本がラミネート加工
されていて、素敵なデザインだったこと
ライブのコンセプトが明確だったこと
主催者さんのお笑いへの愛と
芸人さん、お客さんへの心遣いが伝わりました
進路相談のコーナーは特に面白かったです
ネタもトークもふわっとされていた
ナユタ、でぃ、初恋に対して
ネタもトークもストロングで堂々とされていた
エル・カブキ、牛女、虹の黄昏
ナユタ、でぃ、初恋が先輩たちに頼りながら
安心して、のびのびお話しされていたことが
印象的でした
久保田さんと仲良しな
久保田さんが大好きな
エル・カブキ、虹の黄昏と
終演後にお話しすることができました
久保田さんとの楽しかった思い出を
聞かせてくださり、幸せな気持ちになりました
虹の黄昏のお二人からはサインをしていただき
エル・カブキのお二人からは
ステッカーを購入させていただきました
楽しい時間をありがとうございました
新作落語せめ達磨vol.83
2020年1月31日(金)
なかの芸能小劇場へ
新作落語せめ達磨vol.83
を観に行きました
男前な若手実力派咄家さん3人の主催ライブで
客席は若い女性から年配の女性まで
女性ばかりで満席でした
咄家さんたちに挟まれインデペンデンスデイは
どういった漫才をするのだろうと
楽しみにしていました
お二人の自己紹介をじっくりしていく
15分間のゆったりした漫才でした
落語ファンの女性たちから大ウケで
ずっと爆笑を生んでいました
インデペンデンスデイのライブには
何年も何度も足を運びましたが
一番ウケていたのはこのライブでした
お二人の控えめなところが品の良さに見え
いつも観る4、5分の漫才とは違い
のんびり楽しむことができました
前後の咄家さんとの相性もよく
落語初心者としても居心地がよかったです
うかがうと
インデペンデンスデイの営業ネタだそうです
無駄がなく、スムーズだったのは
やり慣れているからだったのですね
小堺一機さんや、ずんさんと
地方のショッピングモールへ営業に行くという
告知がたまにあり、一度行ってみたかったので
初めて営業ネタを観られて嬉しかったです
障害者手帳を取得する
私は先天性の心臓病です
大好きな母親や主治医から
健常者と一緒にバリバリ働いてもらいたい
と子どもの頃から言われていたので
障害者手帳の申請はせず
健常者に混じって働いてきました
しかし、30歳を越えたあたりから
体力的に周りの同僚についていけなくなりました
所属している全国心臓病のこどもを守る会
という集まりで
障害者手帳を取得し障害者枠で働く仲間たちに
「ゆうたはかっこいい」と言われたり
心臓病の小さなお子さんを持つ親御さんたちに
「うちの子もいつかゆうたくんみたいに
なって欲しい」と言われること
いつか結婚して奥さんと子どもを養う
大黒柱になりたいという
子どもの頃からの夢が
心臓病でありながら健常者とともに働く
大きなモチベーションになっていました
しかし、無理なことは無理と言うこと
私は久保田さんから学びました
母親、主治医に相談し
障害者手帳を取得するために動き始めました
幸か不幸か心臓病の他にも
C型肝炎、精神疾患、胃、腸、肺
病コレクターのような体なので
どの疾病で診断書を書こうか
主治医を悩ませるほどでした
お金がない中でも定期的に通院していたことも
診断書、申請書を書くために経過を書きやすく
良い方向に働いたと主治医や区の職員の方が
話してくださいました
母親が育児中に大変だったことを
A4にまとめてくれたことも
凄く嬉しかったです
私の頭の中も整理されました
そして、2023年9月21日
私は障害者手帳を取得しました
いつか結婚して奥さんと子どもを持つという
子どもの頃からの夢は叶いませんでしたが
ようやく自分らしく自分自身でいられる、と
受け取った瞬間ほっとしました
TOKYO障害者マッチング応援フェスタ
障害者手帳を手にして
真っ先にやりたかったことがありました
それは転職活動です
2024年2月1日(木)
東京ビッグサイトへ
TOKYO障害者マッチング応援フェスタ
に参加しました
障害者雇用を検討されている企業が集まり
企業の方と交流できるというイベントです
記念すべき第1回が開催されると
TBSラジオで毎日アナウンスされていたので
障害者として一歩踏み出そうと思いました
障害者手帳を提示して受付をしました
会場には知的障がい、身体障がい、
視覚、聴覚、私のような内部障がい、
500人ほどの参加者がいて驚きました
180社、200以上のブースがあり
COUNTDOWN JAPANのような雰囲気で
圧倒されました
私は保育士、幼稚園教諭、介護福祉士の資格
しかないので健常者として就職活動をすると
保育施設や福祉施設以外との出会いが
なかなかありませんでした
しかし、イベントには
大好きなラジオの企業、サッカーの企業、
創作、事務の仕事など未知の仕事に就ける
可能性が広がっていてわくわくしました
履歴書を6部用意していったので
6社その場で採用試験を受けました
製作や楽器演奏ができること
日々の記録、連絡帳や園だよりなど
配布物が読みやすいと評してもらえることが
多いことくらいしかアピールポイントはなく
保育、介護は潰しがきかないなあと
しみじみ思いました
後日
5社からは不採用の通知をいただきましたが
1社、自宅から徒歩圏内の企業さんから
2次試験の案内の通知をいただきました
凄く嬉しかったです
採用試験の際
前のめりで話を聞いてくださり
「この会社で働いてみたいな」
「この会社で働くかもしれないな」
と思いました
ずっとやってみたかった
テレフォンアポイトメントの会社でした
お話しを進めていくなかで
条件に折り合いがつかなかったので
お断りさせていただきましたが
明るい気持ちと
イベントに参加してよかったと
思うことができました
本当にありがとうございました
普段の私は知的、身体障がいの方の
支援をする仕事をしているので
自分の就労支援をしていただくのは新鮮でした
帰りに受付で採用試験を受けた企業の一覧を
提出しなければいけなかったのですが
「え!6社も受けたんですか?疲れたでしょう」
と言われました
やっぱりそうですよね。受けすぎですよね
めちゃくちゃ疲れました
莫大な経験になりました
でも、めちゃくちゃ疲れました
私は現在の仕事を続ける決意をしました
今までのように健常者の方に負けないぞ
と、頑張る姿勢ではなく、無理なく仲良く
細く長く続けていこうと思います
「もう保育、介護、走り回る仕事は無理」
「他にも可能性があるはず」という気持ちを
薄っすら持ちながら働いていましたが
「今はテレフォンアポイントメントではなく
保育、介護の仕事のほうをやりたい」
「いつかテレフォンアポイントメントの
仕事もやってみたい」
「今は慣れない業界で一から始められる
体調ではない。慣れている仕事を続けたい」
ということが明確になったことで
迷いがなく、集中して
現在の仕事を続けられるようになりました
障害者手帳を取得して
イベントに参加してよかったです