LINE乗っ取りの手口にまんまと騙されてみて思ったこと(1)
実は最近、LINE乗っ取り詐欺にまんまとひっかかりまして、LINEで繋がっていた友人に大変迷惑をかけました。
今回のあたしのケースは、パスワードを破られたのではなく、いわゆる「オレオレ詐欺」様の手口に引っかかったという格好です。
つまり、自分で認証番号を渡したということです。
事の顛末はこうです。
地方に引っ越した信頼できる友人から
「今時間ある?」
というメールが届きました。
そのときのあたしの状況は、突然降り出した雨に驚いて、しかもお昼ご飯を食べ損ねて帰宅した直後で、バタバタと洗濯物を取り込んだり食事の準備をしながら、午後の作業の準備をしようとしているところで、その後人との約束が絡んでなかったので、時間が取れないこともない状況でした。
そして、彼女から連絡が来るなんてよほどのことが起きたのだろうと思いました。
そこであたしは
「大丈夫だよ。なにかあった?」
と返信。
すると
「ラインが凍結されちゃって、外部からのアクセスが必要なの」
と彼女。
よく考えれば、この時点で「おかしいぞ?」ってなるはずなんだけど、LINEについてあまり詳しくないことを自覚している状態に加えて、気持ちが落ち着いていない状況に「心配」の要素が癒着して、今から思い返せば、冷静な判断ができなかったんです。
しかも、彼女の暮らしている環境を想像して「困ってるんだろうな」と勝手にお節介になっていました。
「いいよ、どうすればいい?」
「認証番号送ってくれると助かる」
その返信から、乗っ取られるまでは1分かからないほどです。
突然ラインにログインできなくなり、やっとあたしは「やられた!」と気がついたのでした。
そこからは「そばにコンビニある?」から始まり「ビットカードを買ってきてほしい」となり「買いに行ってくれてる?」となっていきました。
とりあえずこの時点で1度自宅から110番をして「警察に相談をした」事実を作り、対応について質問をして、その後のフォローに着手です。
(つづく)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?