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【016】プロファイリングは「指示されないと動かない部下」を活かす!!

指示されるまで黙っている。
言われた事しかやらない。
応用が利かない。
自ら仕事を求めない。
などなど。

こんな受け身の部下の指導に困っていませんか??

パワハラと言われない部下指導をあなたに!
Coaching Cammy(コーチング キャミー)です。

Stage分類 ABCD説明


今回は、この『指示待ち社員』への
対処方法をお伝えします。

前号でこの方のプロファイリングは

Stage B

でした。
(参考【015】なぜ指示されないと動かないのか??)
https://note.com/naturalflow_43/n/nbe97e7638c07

この方は、
「1から10まで決まった事をする事が好き」なのです。

結論です。

Stage B の 部下には
あなたは指示を遠慮なく出してください。


逆にやってはいけないことは、

この部下に
創造性のある意見を求めたり、
臨機応変に対応する場面を与えたり
する事です。

本日は、基礎をお伝えしていますので、

「そうは言っても臨機応変に対応してもらわないと
こまるんですよ!」
というご意見の方もいらっしゃると思います。

これらのタイプ別「育成方法」は、また別の機会に
お伝えしますので、
ご興味がおありでしたら、
コメント欄に
「育成方法に興味あり」

と入れて頂くと励みになります。

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簡単に上手く行った実例をお話します。

とある会社の研究部署での話です。

トップである取締役 部長から、

「社員からアイデアが出なくて困っている
 ほとんど、私が出したアイデアを実践するのみ。
 業務は進みやすいのでいいのだが、
 あまりにも、意見が無くて今後が大丈夫か心配だし、
 社員が何を考えているのか分からない
 その中でも、今後を期待している部下(Yさん)
 いろいろ課題を出してアイデアも求めるが、
 ほぼ出てこない。
 しかし、実行はしてくれる
 この部下Yさんどう育成すれば良いか??

とご相談を受けました。

コーチの私からは、
「YさんをこのStage分類に当てはめるとどうなるか??」

と質問しました。

Stage分類

プロファイリング結果は、
アイデアが出なく、決められた事が出来る人。

つまり、

Stage B

と判定しました。

では、このYさんにどう対応していくか。

《対応策》
1)意見を求めるのではなく、指示する。
2)意見が出る様課題は出していくが、
  基本は指示通り動いてもらう。
3)次期部長と思っているので、アイデアを出す事が課題
  としてYさんを育成していく。

という、非常にシンプルな対応にまとまりました。

《ご感想》
・なぜ意見しないのか、が理解でき、気にならなくなった。
・指示を出すのに遠慮していた。
・指示を出す方が喜んでやってくれるので、
 コミュニケーション方法が良くなった。
・育成の課題が明確になり、話し合いが明確になった。
・今後、クリエイティブな仕事の負荷をかけていく。

との事でした。

数年間悩んでこられた事が、
Stage分類で部下をプロファイルし、
対応策を明確にするだけで、
部長の悩みは解消されました。

課題の方向性も明確になっていました。

前進しているご実感も持たれています。


他にも、
「うつ病で休みがちなStage Bタイプの部下が
イキイキと元気に仕事をしだした」
「採用時にどういう人材が必要か明確になった」

など、いろいろな事例がありますので、
お伝えしていきます。

ご参考になりましたでしょうか??

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最後までお読み頂き、
ありがとうございます!

パワハラと言われない部下指導をあなたに!
Coaching Cammy(コーチング キャミー)でした。

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