【環境文学】自然服従
青いブナの葉が
散ったなら
それは悲しい気持ちになる
オレンジ色の
ブナの葉が散ったなら
それはきれいな景色です
なぜ人は
そう思うのでしょう
いまある夏の
青いブナの葉よ
いまはどうか散らないで
どうか秋が深まるときに
風に連れられて
舞っておくれ
そして冬を越え
春になったら
若葉が芽吹く
自然の営みは
自然のままがいいと思う
不思議
人はなぜ
自然な営みが美しいと
感じるのでしょう
自然な営みであってほしいと
願うのでしょう
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