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№23:ヒトでいるならマスクを外すべき


ヒトは徹底的に社会的生物。
比喩ではなく系統発生学としてそうなのだ。

哺乳類が両生類、爬虫類と異なるのは文字通り哺乳することであり、社会交流(社会構築)することであり、そのための手段(腹側迷走神経系)をもっていることである。


だから自律神経は社会的に働く一面があり、長期の孤立や非社会化は自律神経をネガティブ作用させ、調子が狂うサインを出す(病気)。
つまり・・・
「人との交流(社会交流)はストレスを増やす」のではなく
「人との交流(社会交流)はストレスを減らす」のです。

学校閉鎖やイベント中止だけでなく、祖父母や親せき等集まりも減少していることは
子どもに大きな影響を与えている。


交流とは「面とう向かって、話し、聴くこと」です。
また触れ合うことです。ざっくりいえば、自律神経的にも人、社会との「正しい」交流は「健康」に繋がります。
「面とう向かう」というのは素顔でお互いの表情を作り、発声、聴き取ることです。
したがって、マスク常用するというのは結局「面とう向かっておらず」ニューロセプションを無意識に防衛選択させ、交感神経を不適当に反応させます。

それだけでなく
・口呼吸〜
・息苦さ〜
・呼吸リズムの乱雑化〜
・交感神経の過度な賦活〜
・胸鎖乳突筋の過度な収縮〜
・頭部前方偏位〜
といった弊害があります。
そのため当院では鍼灸施術、ピラティス他の効果減弱が考えられるでクライアントにはマスクを取ってもらい実施しています。(強制ではないですよ)

しかし、高尚な施術テクニックやトレーニングメソッド、健康理論があっても上記のマスクの弊害を鑑みてなければ、ただのクソ、おっと卑語を失礼しました。
本末転倒というところでしょう。
もはやトレーナー、セラピストの道理もなければ科学もない、そして矜持もなければ社会観、死生観もないのかもしれない。
どんな社会を創りたいのか・・・それだけのことなんですけれどもね。

※もちろん、花粉症や粉じん防止、日焼け防止などの観点で着用されることは全く肯定しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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