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短編

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2021年10月の記事一覧

とある讃岐うどん屋の閉店日に起こった奇跡

 長らく親しまれていた讃岐うどん屋が閉店することに決まった。別に店が経ち行かなくなったわ…

136

大河ドラマ どうする秀秋!

 秀秋はホントにどうしようか迷っていた。叔父でもある太閤秀吉が亡くなって悲しんでいたら、…

10

一万年の孤独

 人間は孤独だ。どうせ他人とはわかり合えない。これはもう客観的な事実でしかない。ここに一…

20

奇妙な夜

 奇妙な夜だった。夜なのに太陽が燦々と輝いているのだ。なぜなのだろう太陽はいつの間にか地…

17

朗読屋さん

 人間とは悲しい生き物だ。こう文字に表してもいまいち伝わらないかもしれない。意地の悪い人…

9

図書館での出来事

 別に図書館に用があったわけじゃない。ただなりゆきで図書館に入ってしまっただけだ。僕と彼…

25

君に再び巡り合うために転生したのだが・・・

 君への想いをここで長ったらしく書いてもしょうがない。ただ君に再び巡り合うために転生したことを書けば充分だ。君は僕をストーカー呼ばわりするかもしれない。けど君への未練で死んでも死にきれず転生までした男の気持ちはわかって欲しいんだ。神様は僕の願いを聞き届けてくれて君のそばに転生することを許してくれた。本当に南極にアザラシにでも転生したらどうしようかと思ったよ。あるいはアラスカの狼にでもなったらどうしようかとも不安になった。そうなったら僕は寒さに凍えて君に再び会うこともなく死んで

読書人の日記

 読書と言っても世の人々はさほど本なんか必要としていないはずだ。読書と言ってもどうせ漫画…

17

寒くなりましたね

 皆さん、寒くなりましたね。もうセーターを着なちゃ耐えられないです。だから僕は押し入れに…

9

遺言

 臨終間際の留澤新五郎はこれが最期と家族に向かって語り始めた。新五郎は家族への感謝。自分…

14

勇者エトロンが魔王を倒すために村からたびに出て仲間を見つけた。しかし仲間がいきな…

 本文に別に書くことはありません。タイトル通りです。

7

ラストシーン

 悪役は例外なくピストルで撃たれるべきだ。そう心に決めてハリスは銃を極悪王ホージスンに向…

16

東京進出失敗寸前の豚骨ラーメン屋がコンサルタントを雇ったのだが・・・

 北九州市でちょっと有名な豚骨ラーメンチェーン店『福岡県博多市のとんこつ』は念願の東京進…

38

ルビーの指環

 もううんざりしたというのが正直な意見よ。だって彼ってストーカーみたいなんだもん。いつも部屋の壁に張り付いているんだもの。どうしてあんな奴を好きになったんだろう。彼奴ってただ真面目な奴だと思っていたのに。もう最低!あんな奴さっさと捨ててやる! 「あれ?なんでルビが勝手についてるんだろう?なんだコレ?早く燃やしちゃお!」