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語彙力をつけるには…

「語彙力」って
一言で言うと
持っているボキャブラリーが
多いコトだよね。

語彙力があると
自分の考えを的確に表現できるから
表現力コミュニケーション力
高まるの。

その上、語彙力があると
読んだ文章や聞いた会話が
即座にわかるし
思考も広がるから
理解力思考力もつくの。

それだけじゃないよ〜!

自分が感じてる感情をしっかりと
言語化して把握できるから
感情のコントロールも上手くなるし

自分の感情がわかると
他の人の感情にも敏感になるから
共感力までもついてくるのよ。

単に言語的な能力だけじゃなく
学習や仕事や人生の質にまで
語彙力が大事になるのよ〜!

みんな、知ってた〜?

「そう言ってるあんた!
英語でも日本語でも
語彙力全然ないじゃん!」
っていうコメントは
いつものようにスルーだよん。


***

「国語は全ての教科の基礎!」とか

「国語力を上げれば
他の教科の力も上がる!」
とか

言われるように
語彙力を含む母語の力って
学習には必要なんだよね。

テレパシーとか使える人は
もちろん別物だけど

私たちって
ほとんどの場合
言語を通して学んでるからね。

学習している内容が
どれだけ理解できて
それを自分のモノにできるかが
どの教科にも必要だもんね。

私の経験上でも
国語が強い子は
英語を習得するのも
早いコトが多い。

普段英語を教えてる私だけど
「思考力」
「創造力」
「表現力」
「共感力」
「問題解決力」
「人とうまくやっていく力」
「コミュニケーション力」
「国際的な視点からの判断力」

みたいな

英語を学ぶ過程で身につく
人生に大切なスキルの方を
重視してるの。

そういうスキルをつけるのにも
語彙力は重要になってくるわ。

アメリカでの有名な研究によると
高学歴の親を持つ家庭で
育った子どもと
貧困の親を持つ家庭で
育った子どもには
日常的に聞く単語数の差があって

就学前でもすでに
その差は3000万語
達するのよ〜!

ヒョエ〜でしょ!

そしてね〜
その幼少期の語彙力の差は
学校に入っても縮むことなく
後々の学歴までも決めるとも
証明されてるの。

この研究結果は有名だから
日本語にも翻訳されてるよ〜!

だから
赤ちゃんの頃から
「ブーブー」とか
「ワンワン」とかの
赤ちゃん言葉を使わずに

「自動車」とか「セダン」とか
「小型犬」とか「雑種犬」とか
色んな単語を使って
話しかけるコトが
将来の学習基盤を作るから
大切なのよ〜。

それにしても
自分自身の子育てでは
子どもと話をするような
時間的・精神的余裕もなくて
失敗してるクセに
カリースって
なんか偉そうなヤツだよね。


***

母語の語彙力とは違って
外国語の語彙力になると
私の見解は変わってくるんだよ。

ここからは
研究結果とかとは関係ない
私の変な意見を言うね。

「日常会話ができるようになる」
っていうレベルになるには
語彙力はそんなに大切じゃない
って私は思ってるの。

だって会話で使う語彙は
3000語で十分だから。

実際、英語ネイティブの
日常会話の80%以上は
常用の3000語しか
使っていないのよ。

日本の学校で
英語教育を受けただけでも
3000語っていうのは
知ってるぐらいの単語数だよ。

小学校から
英語教育が始まった今では
教科書で使っている単語だけで
高校までには
4000〜5000語にも
なるんだってさ〜。

そしてね〜
外国語として話す言葉って
早口でボソボソ長々と
話すよりも

大きな声で短くシンプルに
ゆっくり話した方が
聞き手にとっては
わかりやすいの。

特に英語なんて
「シンプルがベスト!」
っていう言語だから

専門用語みたいなワケのわからん
難しい言葉使って
長〜い文章でベラベラ話すと
スルーされるよ。

ネイティブの日常会話でさえ
80%が単語3語以下の短さだから。

一般的に日本人って
複雑な文章や難しい単語を
使って話すのが
知的に見えてカッコイイって
思ってるコトが多いけど

英語のコミュニケーションは
短くシンプルに伝える方が
オススメ。

だから英語で日常会話するには
語彙力はこだわらなくてイイの。


***

日常会話だけじゃなくて
英語を使って
勉強したり
仕事したりする人とか

テスト対策で
英語の語彙力が必要な人も
確かにいるよね〜。

単語帳使って
根性で暗記するかい?

日本人が英語の語彙を増やすための
定番の学習法は単語帳だよね。

「Interesting」って
英語で書いて
その横に「面白い」って
日本語の訳をつけて覚えるヤツ。

それだと暗記したけど
テストでパッと吐き出した後
すぐに忘れちゃったりして
実際の会話や文章に
活かせられない
って気がしてない?

「単語帳って効果的なの?」
っていう答えるには

「語彙力=ボキャブラリーの数」
みたいな単語帳でするような
1体1のシンプルな解釈をやめて
もっと深い意味で語彙力を
理解しないとダメだわ〜。

語彙力って
単に1つの単語を聞いて
それに対する1つの意味だけを
言えるだけじゃなくて
その単語を自分のモノに
しているコトを指すの。

単語を使う時に必要なニュアンスや
様々な意味も理解していて
実際に会話や文章で
その言葉を的確に使いこなせて
初めて「語彙力がある」って言えるの。

例えば
「fork」っていう単語を見て

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これだけじゃなくて

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このお姉さんが持ってるモノとか

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この機械のこの部分とか

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バイクとか自転車のこういう部分とか

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こういう風に先が分かれてる雷のコトまでも

「fork」だって理解してるコトが
語彙力には必要なのよ。

「interesting」って単語は
単語帳に書くような
1体1のシンプルな意味だけだと
「面白い」だよね。

だから「That’s interesting!」
って言われると
『面白い!』なんて思われたわ〜!
って舞い上がっちゃうけど

アメリカ人って
相手を傷つけたくない時に
あまり興味ないモノやコトに対して
「That’s interesting!」って
言ったりもするんだよ〜。

この辺のニュアンスは
単語帳で身につけるには
無理な次元だわ〜。

ちょっと長くなったから
実践的にどうやって
語彙力をつけるかは
また今度にするね!


***

今日はプロの英語講師としての
真面目なトークをしたよね、私。

すげ〜じゃんか!
やればできるのよ〜!

こんな変な思想を持った
カリースの英語レッスンが
気になる人は申し込んでね〜。

実力つけてあげるよん!


他の人に喜びを与えるアナタは、きっともっともっと与えられるはずだわん💕