「楽しいからする！」が一番

あるコトに気づきました。

今までいつも私は
何かを求めて
ヨガや瞑想をしてきた
っていうことです。

ヨガや瞑想を通して得られる
「健康になれる」
「リラックスできる」
「体幹や筋肉が鍛えられる」
「上達できるとカッコいい」

などの効果を求めて
やってきたのです。

ただ単にヨガや瞑想が
楽しいからするのではなくて
そこから「何かを得るため」
にしてきたんです。

私のよくあるパターンです。

手放してきたつもりだったけど
まだまだ
「意味のないこと」
「生産的ではないこと」
「自分や誰かの役に立たないこと」
を軽視してしまいます。

「働かないのはダメ」とか

「何にもしないのは時間の無駄」とか

「趣味でやっていても
仕事にならなければ意味がない」とか

「忙しく家事や仕事をしている方が
ボーッとしているよりも良い」とか

っていう考えが根強くあるんです。

「何かをしていないと
自分は価値がない」
という私の究極の思い込みが
深いところに
まだまだあるみたいです。

何もしなくても
何も変えなくても
ただここに存在するだけで
良いのにね…

本当に楽しいこと
本当に心が動くものは
一見すると意味がなく
役に立たないものが
ほとんどです。

結果がどうこうとかは考えずに
ただ「やりたいんだ！」
という思いに導かれて
突っ走ってしまうものです。

結果にとらわれて
それを目標にして行動すると
ハートではなく頭で
損得を計算したり
計画的にしてやるので
楽しさは半減します。

「良い成績を取りたいから
英語を勉強する」のと

「なんか知らないけれど
英語が話したくなったから
英語のレッスンを受ける」では

その内側からみなぎるパワーが
違うのが聞いただけでも
感じられるでしょう。

英語であれ
ヨガであれ
ゴルフであれ
料理であれ
書くコトであれ

時間や労力を費やして
極めていっても
外側の目標のためだけに
続けていくと
いつまでも満たされないんです。

どんなに上達しても
「これがうまくできるから何なの？」
「他の人に認められればそれで良いの？」
という所に到着します。

そんなことを感じながら
今はちょっとずつではありますが
私はヨガや瞑想を
スキルや効能などの
外側の理由のためにするのではなく

「楽しいからやる」
にフォーカスしています。

といっても
まだまだ「インストラクターとして
ある程度のスキルを維持したい」
とかいう恐怖心を感じる時も
あったりするんですが…

自分への期待や執着をせずに
好きなことをしていくと
完璧でない自分を許し受け入れ
周りの人も
許し受け入れることが
できるようになってくる感じです。

自分とは違った価値観を
持っている人にも反発したり
戦ったりせずに
共存できそうです。

他の人と競争したり
おとしいれあったり
奪ったりせずに
既に十分にある豊かさを
分かちあえるようになります。

自分の周りの起こることも
「良い」「悪い」と判断しながら
一喜一憂せずに
受け入れられるようになります。

ここに書いたこと
私もまだまだ全然できないけれど
そんな状態になりたいと思ってます。

何にもとらわれずに
ただ自分の好きやハッピーに
導かれて進んでいく人が増えたら
世の中も平和で生きやすくなる
と思います。

だって
楽しいことをしていれば
幸せになります。

ハッピーな人は
他の人に憎しみや
嫌悪感や劣等感を
持たないから。

でも世界平和のような
そんな大きな期待もせずに
ただただ自分の内側に
フォーカスしていきたいと思います。

「ただ楽しいからする」
それが一番だと思います。