休職してからの後悔②
毎日、暑い日が続きますが、皆様体調はいかがでしょうか。
私は先日、子供の保護者面談に行き、そのあと習い事の送り迎えをしたら、
夜ダウンしました。メンタル疾患経験者ならわかってもらえると思いますが、「眠い」「疲れた」を通り越して動けなくなりました。
翌日も丸一日寝て過ごし、やっとまぁまぁ回復した感じです。
先週書いた、この記事の続きをやっと書きます。
やっと記事を挿入するやり方をマスターしました(笑)
有休消化が終わる頃
当初の予定では、3か月程度で体調が良くなると思っていたので、有休消化後、退職した翌月あたりでのんびり転職活動をし、1~2か月後には転職しているものだと思っていた。フルタイムは体力的に厳しいのでパートからかなぁ、在宅でできる仕事もいいなぁ、、、なんてまったく甘かった。
勤務年数がそこそこ長かったため、最終出勤日から1.5か月分の意外とたくさんの有休が残っていた。ほぼ2か月休めば、私は復活していると思っていたのだ。
実際は、有休が残り少なくなるにつれ、焦りと不安が出てきた。
「あれっ?私の体調は良くなってるの?自分じゃ全然わからない・・・」
ときどき日中仕事のことを思い出したり、夢で見たりしたけれど、「もうあの場所には戻らなくていいんだ。あの人達には会わなくていいんだ。」と言い聞かせる。気づけば家事も出来ずにぼーっとテレビを見ていることも増えていた。結局疲れてテレビを消し、目を閉じると、いろいろ心の声が聞こえてくるようになった。
「どうしてこうなってしまったんだろう」
「何がいけなかったんだろう」
結果的に仕事を辞められたことはラッキーだと思えていた先月。
日々のパワハラから、たくさんの業務から逃れられて良かった。
しっかり休んで早く元気になろうと、まだあの頃は前向きだった。
なのに、相変わらず頭が働かない状態で、どんどん体が動かなくなってきて、心が沈むようになってきたのである。涙も止まらなくなった。
あの頃の私は、抑うつ症状が一番ひどかった。もちろん休職する直前も、精神的にはボロボロだったのだが、「がんばれ、私!」と言い聞かせていたので、つらいと思わないようにしていた。仕事から離れたのに、なぜこんなにつらいんだろう。とにかく不思議だった。
退職直後
退職関係の手続きやらなんやらで、退職が決まってからも、電話で連絡を取らなければならなかった。とにかく、その全てがつらかった。
電話を掛けるたび、ものすごい動悸。伝えることをメモしていないと頭が混乱するので、むしろ事前準備から大変だった。何も考えず、電話出来ていた頃が嘘みたいだった。
一度「社長がすごく心配していたから、退職書類を送るときに、最後に一筆書いてほしい」と言われ、「はぁ~?(怒)」と思ってしまった。一筆なんて、「お世話になりました。」の一文で終わらせられない。そして、泣きながら書いてみたけれど、文章が全然うまくまとまらなくて、結局夫に全部文章を考えてもらった。その文章を泣きながら丸写しした。
退職代行サービスが流行っているけれど、自分一人だったら、絶対利用していたと思う。退職関係の書類一式が読解できないくらい、脳の機能は低下していた。「メンタル疾患は脳の病気」というのを痛感した。
「こんなこともできないんだ、私」ということに毎日へこむ日々。
前の自分なら出来たのに。ずっと薄暗い道を一人で歩いているような、よくわからない不安が押し寄せてくる。真っ暗闇なら、光を見つけられそうだけど、私の薄暗い道はずっとこのままなんじゃないか、なんて思ったりしていた。
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