元フルタイム2児の母ざっきー

小学生(娘)と保育園児(息子)を育てながら、去年までフルタイムで働いていましたが、キャパオーバーからの適応障害で退職。「なんでこうなってしまったんだろう」「こんなはずじゃなかった」と思いながら早11か月。毎日忙しく過ごすママたちに向けて、私の体験・想いを綴ります。

元フルタイム2児の母ざっきー

小学生(娘)と保育園児(息子)を育てながら、去年までフルタイムで働いていましたが、キャパオーバーからの適応障害で退職。「なんでこうなってしまったんだろう」「こんなはずじゃなかった」と思いながら早11か月。毎日忙しく過ごすママたちに向けて、私の体験・想いを綴ります。

最近の記事

体験談は勇気を与える。そう信じてnoteを書く。

去年の今頃は、自分の人生で一番きつかった。 仕事に行くのが嫌で嫌で、 必死にいろいろやっているつもりなのだが、 頭が全然働かないし、体も重い。 今まで30分で終わらせていた仕事が40分かかるようになり、 50分かかるようになり・・・ 「なんでこんなに遅いの?」 「もっと効率を考えてやって!」と言われたり。 作業が遅い割にはミスが多く、雑な仕事ぶりで 「もっと丁寧にできないの?」 「勘違いのミスが多い!」と言われたり。 いつからこうなってしまったんだろう。 仕事に関しては完璧

    • 休職してから半年。やっと前を向けるようになった私がやったこと

      「休職してからの後悔①~③」で、 適応障害となった私の休職後の体調、心境などを 日記のように書いてきました。 詳しくはこちらをご覧ください。 休職してから約半年。 季節はめぐり、まだ寒さが残るが、暦の上では春になっていた。 「年が明け、2024年になった」 「もうすぐ春がやってくる」 そんなことを思っていると、 気が付くと心境と体調面に変化が訪れた。 退職後 2024年 春 寒くてほぼひきこもっていた冬が終わり、 春がやってきた。 「そうか、春はこんな至る所に花が咲くん

      • 休職してからの後悔③

        更新が遅くなりました。 休職してからの後悔①②はこちらでお読みください。 退職後 2023年秋~冬 会社を退職して、私は無職になった。 フルタイムで働く2児の母だった自分自身を、今は遥か昔に思う。 休職してすぐは、仕事での嫌なことを思い出さないようにするけれど、 でも結局考えてしまって、理不尽だったこと、言われたパワハラのセリフ、つらかったこと全てがフラッシュバックして、 うわーっとなって、めまいがして、動けなくなって。 やっと起き上がれるようになったら、ゆっくり家事をし

        • 休職してからの後悔②

          毎日、暑い日が続きますが、皆様体調はいかがでしょうか。 私は先日、子供の保護者面談に行き、そのあと習い事の送り迎えをしたら、 夜ダウンしました。メンタル疾患経験者ならわかってもらえると思いますが、「眠い」「疲れた」を通り越して動けなくなりました。 翌日も丸一日寝て過ごし、やっとまぁまぁ回復した感じです。 先週書いた、この記事の続きをやっと書きます。 やっと記事を挿入するやり方をマスターしました(笑) 有休消化が終わる頃 当初の予定では、3か月程度で体調が良くなると思ってい

          休職してからの後悔①

          仕事を辞めてから、10か月経ってしまった。 適応障害は、ストレスとなる環境から離れれば3か月程で改善するとネットに書いてあったので、当初の予定ではもう元気になっているはずだった。 いやいや、全然元気ではない。 まだまだ体調に波があり、悪いときは動けなくなる。 でも、こうしてnoteに書くまでは回復したのだから、まぁ断然あの頃より良くなったのだとは思う。 適応障害になり、休職したら本来は何もせずゆーっくりしないといけなかったのだが、私は完全に休み方を間違えた。休めなかったし、

          ワークライフバランスの大切さは体調を崩してから気付く

          「ママは仕事の鬼だったよね~」 未だに言われるこの言葉。 小学生の娘が、去年までの私を「仕事の鬼」と言う。 おそらく「仕事人間」的なニュアンスなんだろう。 私はよく仕事を持ち帰っていた。 だって終わらないんだもの。 学童と保育園のお迎えのリミットで 毎日、無理やり強制終了。 というのはまだいい方で、 明日普通に出勤できる保証はないし、 むしろ、保育園からの電話によって 1時間後には帰らざるを得ない状態に突然なるという可能性もあると、毎日、常に頭に入れながら仕事していた。 だ

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          根性論で生きてきた人にこそ伝えたい、適応障害になった元ワーママの話②

          心療内科で「適応障害」と診断された私。 最低1か月は休職するように言われたとき、咄嗟に出た言葉は 「えっ!?今、人がいないので休めません…」 これは、休職をすすめられた患者がほぼ言うセリフらしい。 適応障害は環境を変えれば良くなることが多く、私も仕事という環境から離れればストレスが減り、症状が良くなるとのこと。 診断書を出すので、職場に相談するようにと言われたのだった。 「どうしよう、どうしよう、、、」 ただでさえ回らなくなった頭がぐるぐると回って、訳がわからなくなった。

          根性論で生きてきた人にこそ伝えたい、適応障害になった元ワーママの話②

          根性論で生きてきた人にこそ伝えたい、適応障害になった元ワーママの話①

          去年まで私は毎日がむしゃらだった。 フルタイムで仕事し、家事・育児をし、大変だけど、なんとかやってきた。 子供の頃から比較的優等生だった私は、 フルタイムワーママとして働いている間、 ずっとこんな言葉を頭の中でつぶやいていた。 「もっと自分なら出来る。」 「少しでも努力を積み重ねて、頑張れ!」 「今までも自分の気合と根性でなんとかやってきた。  成果を出してきた。私なら大丈夫。」 その結果、私はつぶれてしまった。 頭が働かない。活字を読んでも頭に入ってこない。 時折、仕事か

          根性論で生きてきた人にこそ伝えたい、適応障害になった元ワーママの話①