介護保険サービスの必要性
はいさいこんばんわ。
今日は、現在介護サービスを利用している方や、これからサービスを利用しようか悩んでいる方に向けて、介護サービスの利用の必要性やどのように利用していけばいいか、初手の話にはなりますが書いていこうと思います。
1.そもそも介護保険サービスとはなにか
①介護保険サービスの目的
僕自身、仕事現場ではもちろん多くの介護保険サービスの利用者様を多く見てきました。ただ、実際「そんなの必要ない」「他の人に迷惑かけたくない」など、様々な理由で利用をしなかったり、本当に必要なサービスを利用せず後々問題が起こってしまうケースも見てきました。
本来、介護サービスの目的としては、「その人ができるだけ自立した生活を送れるよう支援する」ことが目的です。
①申請の対象者
大体の方は、実際にケガや病気で入院したことを機に介護保険を申請されて利用していく流れが多いと思います。
介護保険自体は、「65歳以上、または40~65歳で特定疾患を患っている方」なら申請可能です。
②利用の必要性
申請の対象者の方は上記で上げた通りですが、ただ実際に65歳以上で病気などの問題がなくても、どんどん加齢に伴い階段の昇り降りや自宅での移動場面などで歩けなくなってきてしまい、生活が徐々に困難になっているケースもあります。本当は既に介護保険サービスの利用が必要な方でも、申請をせず利用しないご高齢の方も多く見られます。サービス自体がどのような物かわからない方、ご家族がいて介護申請・サービス利用を勧められても拒否してしまう方、大変でも自分で生活できているから必要ないと判断し申請されない方など、様々な理由で申請・利用されていないケースは実際に僕も見てきました。
ただ、普段自身なりに健康予防できている方はいいですが、生活習慣が乱れている方や徐々に活動量が低下してきた方などは病気のリスクや転倒、動作能力の低下などの問題が起き、病気やケガが起こってしまって初めてそのサービスの利用の必要性を感じる方がほとんどかなといった印象です。また、入院され退院するにあたっても、介護保険サービスに対して懐疑的で拒否される方も多く見てきました。ただ、やはり一度病気や骨折などのケガの後の自宅での生活は、自分が思っている以上に大変です。以前と同じように暮らしていけると思っている方が特に介護保険の申請や利用拒否されるケースが経験上多いですが、実際に退院してもそこで予防ができず、また入退院を繰り返すといったケースも数多く見てきたので、周りから勧められたり思い当たる節があれば、一度近隣の役所などで相談していただければと思います。
2.介護領域場面でのリハビリ介入の必要性
僕自身は、介護領域で働いているため実際に介護保険の申請を受け、認定が下り、ケアマネージャーからの依頼があってリハビリ介入をしています。ただ、介護保険サービスといっても本当に多くのサービスがあります。その中でも、介護領域でのリハビリも訪問サービスや通所など様々あります。そこでよく、リハビリといっても何をやるのか理解できていないご利用者様に対してよく必要性について相談されます。そこで実際に必要でも、上手く答えられなかったり説明をしても理解してもらえず、サービス終了になってしまったケースも多く見てきました。
ただ、個人的に退院後の生活こそ本当にリハビリ提供していく必要性はあるなと経験を通して痛感しています。なぜなら、退院されてから以前のように動けず、また動けると思い行動し転倒を繰り返してしまう方、そこで自信を無くし活動量が低下してしまい、さらに病気やケガ、運動能力の低下が進み動けなくなってしまうケースを見てきたからです。介護領域のリハビリ場面で求められることといえば、「転倒・転落、病気の再発予防」が一番と思っています。実際、リハビリ支援していても一番苦労したり難しいなと思う目標でもあります。当たり前に目標設定で掲げていますが、これが本当に難しいんです。そのためにも、ご利用者様にはどの場面で転倒・転落するリスクがあるのか、病気の再発リスクを高めるのか、予防法がなにかなどしっかり評価したうえで、予防を図っていくことが重要ですしなによりこれからの少子高齢化の時代はよりその必要性は高まっていくと思っています。
4.最後に
今回、本当ざっくりとですが、介護保険サービスについて少しでも内容や認識をより多くの方に周知してもらいたいなと思って記事を書きました。ただ、本当にサービス内容や目的、必要性などは人それぞれのご病気や生活環境などによって変わってきます。そんなに必要ないなと思っても、上記に挙げた対象者に当てはまる方は特に、まずは調べてみたり周りの方に相談、役所などの担当窓口へ相談しに行くなど、一度検討していただければと思います。
以上、ここまで読んでくださった皆様、にふぇーでーびる~(ありがとう)♪
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