
ガチャガチャ前で大泣きする子、我が家の対応②(地方公務員✖️凸凹子育て 24 )
こんにちは。
不登校中の息子、不登校経験ありの娘、の母であり、地方公務員として働くソラミテコです。
小1から不登校になった息子、小さい頃から育児書通りにいかないことが多くて、大変なことが多かった子育て。
前回書いた、要求が通らないと悔しくて大泣きする息子への対応策①から③の続きです。
④小銭を持たない
当時はICカード機能のガチャガチャは見かけなかったので、財布から100円、500円は抜いていました。「やりたい!」と言われても「見て、お金がないよ」と言ってしぶしぶ納得させていました。
⑤ルールを決める
最終的に我が家が落ち着いたのは、この方法です。
毎回外出する度に、買う買わないで疲れ果てた結果、ルール化することにしました。具体的には、毎週土曜と日曜に300円だけ使っていいと決め、それ以外は買わないことに。年長の時からそうしたと思いますが、ルールを決める理由も本人に話し(外出の度にお互いイヤな気持ちになりたくない、お金に限りがある)、300円を食玩に使うかガチャに使うか、など使い方を自分で決めさせました。
そして、ここが親の踏ん張りどころですが、それ以外は絶対に追加支出をしませんでした。
ここで、「今日は頑張ったね」とイレギュラーに与えてしまうと、子どもは逆に混乱します。結果、ルールの意味がなくなるので、夫にも伝え、徹底しました。
つまりこれ、5歳児にお小遣いをあげていると同じこと。ママ友からはそんなにお小遣いあげてるの?!と驚かれましたが、私だって、うちの息子を育てていなかったらそう感じたと思います。
本人が納得する形でルールにした結果、土日にガチャガチャを1回ずつできるよう、こうなりました。のちに、土日合わせて1回にすれば良かったと後悔しましたが、途中から子どもに不利な方向でルールを変更する訳にはいかないので、割り切りました。
このルール設定、我が家にはとても役立ちました。
親も「買うか買わないか」と迷う必要がなくなったし、子どもも「要求したって、今日は無理」と分かるので、トラブルが減りました。
子どもは親をよく見ているので、親が迷えば子どももまた、許されるのか許されないのか混乱し、結果気持ちの切り替えが長引いてしまいます。
だから、お互いに分かりやすく「もう無理だね」を確認し、あとは諦める過程を引き受けるだけ。
あと、小さなことで見落としがちですが、お腹が空くと息子はイライラしやすいので、そういう基本的なところも注意していました。
さて、対応策①から⑤をまとめると、
できることであればとことんやらせる。できない場合は、これ以上は無理だという線引きを明確にし、あとは本人に決めさせる。その結果が上手くいかなくても(例えば、欲しいガチャが出なくて泣き喚いても)、あとは共感しながら横で見守る、落ち着くのを待つ。以上。
ちなみに、この一連のパッケージ、息子が小3になった今でも役立っています。
流石にガチャガチャで泣くことはありませんが、私は常に、本人に任せるのはどこまでか、その線を意識するようになりました。そして、親の共感し見守る姿勢はかなり育ったと思います。
私は、我が子の経験があってから、泣き喚く子どもを前に途方にくれる親御さんを見ると、心の中でエールを送っています。