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自分の「好き」に自信を持つ

いきなりですけど 私、貴族の世界が好きなんです
ノーブルとかクラシックとかロココというワードで出てくる世界
お城・ドレス・馬車の出てくる、ロマン溢れる様式美
 🌹✨️👑✨️🏰

欧州の歴史、名作文学や絵画、シンデレラなどの童話、少女マンガに映画
お城のある世界に親しむ機会は多いので お好きな女性は多いと推察します

映画「シンデレラ」
舞踏会という言葉もトキメキを呼び起こす響き

窓から田んぼが見える 我が家のコタツの中で
「暖炉のある家に住んでみたい」と夢見る小学生でした

‥でも 自分の内面も外見も、優雅とか可憐とは程遠いキャラだと 少女の頃から自覚していたので
「宮廷っぽいものが好き」とハッキリ表明したことはありません‥

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似合うと言われるのは 黒やグレーのロングコート
ライブハウスで男子を押しのけて最前列に陣取り、拳を突き上げてるのが至福の時間🎸

ミャンマーに旅したとき
空港スタッフみたいな顔して勝手に荷物を運んだ後 お金を請求してくる連中がいました
友人が渋々お金を出そうとする横で、私は詐欺男のニセIDを指し 日本語で反撃
「ウソつき! 絶対に払わないからね!!あんまりしつこいと警察に言うから」と撃退。

「天変地異が起こっても1人だけ生き延びそう」と言われたこともあるし
貴族に必須の 温室育ちのおっとり感はゼロ笑

「ロマンティックなものが好き」なんて言えない、周りに知られないほうがいい
環境が変わっても大人になっても ずっとそんな感じ

自分がお姫様に向かないことは承知しているので
バラモチーフのハンカチやコスメポーチなど、バッグの中の小物だけで控えめに楽しんでました。

2022年のバッグの中 マスクにコロナ禍を感じる
花柄ポーチの中の赤いのは小学生の登校用に販売されてるホイッスル 電池切れとかマメに確認するタイプじゃないので 防犯ブザーよりこっちにした 
「タイタニック」のローズもホイッスルを鳴らして生き延びたし笑 ハンドクリームは ロクシタン、キーケースはグッチ

「姫系」と呼ばれる服やインテリアに手を出したこともありません
パニエで広がるドレスを着たのは結婚式のときだけですが
やっぱり式の準備で一番わくわくしたのは ドレス見てる時ですね〜

日常に戻ると何事もなかったかのように、スイートやドリーミー要素のない生活

でも 日本の平均的な間取りの家で暮らしていても
私の心に密かにある ノーブルなアナザーワールドは閉店しません

そして月日は流れ
ある日 Eテレを見ていたら、フランス在住のインテリアスタイリストの女性が
【 自分の『好き』に自信を持つことが大切 】と話していました。名言✨️

その後、noteなる世界に来てみたら
「心は貴族」の女性がたくさんいらっしゃるではありませんか

田舎出身のOLだけど心はプリンセス 
「男子2人のお弁当作りに忙しい専業主婦だけど 心はベルサイユに住んでます」と仰るご婦人

わたくしも好きなものは好きと表現すれば良いのだわ✨️  ←言葉遣いも貴族化した

そんな気持ちになったので 本棚の奥にあった、大好きな書物を出してみました
今まで隅っこに置いたままでごめん。

10代の頃からこんな写真ばかり見て
「暖炉のあるレンガの家に住んでみたい〜」と
思い続けていたら、夫の仕事の都合で渡英して
ホントにそういう家に住むことになるから
人生は不思議(借家だけど笑)

かつては「自分はこれが好き」を表現したくても、リアルな生活と相性が悪いこともあった。

コレクションを部屋に並べて、ただでさえ狭い部屋がさらに狭くなったり
服装で表現すると 周囲から浮いた雰囲気になったりしたけど
もう そんな不自由な想いはしなくてもいい

今は誰でも 自分の心にあるお城を形にできる
発信して「良かったら遊びに来て」と誰かを迎えることもできる

それはとても幸せなことだと思う。

余談ですが、クラシック風味の画像が欲しくて French Castleで検索したら
不動産として 値段のついてるお城がいっぱい出てきて びっくりしました。


🏰✨️最後に、私のアナザーワールドを作る素材になった作品
どれも語りだしたら 記事ひとつ分になるので 簡潔に行きます

映画「ルートヴィヒ 神々の黄昏」🇩🇪

説明不要の神作品 
ノイシュバンシュタイン城を築いた君主
ルートヴィヒ2世の生涯
美に取り憑かれた狂王を絢爛豪華に描く
貴婦人という単語を見ると 今でも真っ先に
この時のロミー・シュナイダーを思い浮かべる

海外ドラマ「クイーンメアリー」🇫🇷 

スコットランドに生まれフランスに嫁いだ
メアリー・スチュアートがモデル
「イケメン俳優陣にも注目♡」と宣伝されてたが
微妙なメンバーだったのが惜しい

マンガ「チェーザレ 破壊の創造者」🇮🇹
野心的な教皇軍総司令官 チェーザレ・ボルジアの青春期
「君主論」のマキャベリが 理想の君主としたのがチェーザレ

彼の魅力は、強さや美しさに加えて「毒」を湛えたカリスマ性だと思う

資料に忠実なストーリーと総領冬実の超絶画力
マンガを超えた歴史絵巻と言われる大ヒット作品
肖像画で残ってるヒゲのチェーザレより
自分の中ではこっちがチェーザレ

これ読んでる人はたいてい、塩野七生の小説「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」と
海外ドラマの「ボルジア家」も好きだったりする

ボルジア家一族 聖職者なのに愛人を持つ父親
右端がチェーザレと妹ルクレツィア

作り手によって 1人の人物が異なる印象になるのが面白いけど
昭和45年に出版されて 今も読まれている塩野七生のチェーザレは特別 ✨️

チェーザレと腹心の部下ミケロット
総領冬実のチェーザレは
イタリアでも出版されている

高い志と行動力で ドラマティックに有言実行しながら人生を駆け抜けて
夢の途中で、若くして世を去ってしまう‥
そういう人物は 人々の記憶の中で鮮烈な印象のまま
そして 私の中でも光を放ち続ける存在。

🏰 これからも自分の中の王国と生きてく予定

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