自分の「好き」に自信を持つ
いきなりですけど 私、貴族の世界が好きなんです
ノーブルとかクラシックとかロココというワードで出てくる世界
お城・ドレス・馬車の出てくる、ロマン溢れる様式美
🌹✨️👑✨️🏰
欧州の歴史、名作文学や絵画、シンデレラなどの童話、少女マンガに映画
お城のある世界に親しむ機会は多いので お好きな女性は多いと推察します
窓から田んぼが見える 我が家のコタツの中で
「暖炉のある家に住んでみたい」と夢見る小学生でした
‥でも 自分の内面も外見も、優雅とか可憐とは程遠いキャラだと 少女の頃から自覚していたので
「宮廷っぽいものが好き」とハッキリ表明したことはありません‥
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似合うと言われるのは 黒やグレーのロングコート
ライブハウスで男子を押しのけて最前列に陣取り、拳を突き上げてるのが至福の時間🎸
ミャンマーに旅したとき
空港スタッフみたいな顔して勝手に荷物を運んだ後 お金を請求してくる連中がいました
友人が渋々お金を出そうとする横で、私は詐欺男のニセIDを指し 日本語で反撃
「ウソつき! 絶対に払わないからね!!あんまりしつこいと警察に言うから」と撃退。
「天変地異が起こっても1人だけ生き延びそう」と言われたこともあるし
貴族に必須の 温室育ちのおっとり感はゼロ笑
「ロマンティックなものが好き」なんて言えない、周りに知られないほうがいい
環境が変わっても大人になっても ずっとそんな感じ
自分がお姫様に向かないことは承知しているので
バラモチーフのハンカチやコスメポーチなど、バッグの中の小物だけで控えめに楽しんでました。
「姫系」と呼ばれる服やインテリアに手を出したこともありません
パニエで広がるドレスを着たのは結婚式のときだけですが
やっぱり式の準備で一番わくわくしたのは ドレス見てる時ですね〜
日常に戻ると何事もなかったかのように、スイートやドリーミー要素のない生活
でも 日本の平均的な間取りの家で暮らしていても
私の心に密かにある ノーブルなアナザーワールドは閉店しません
そして月日は流れ
ある日 Eテレを見ていたら、フランス在住のインテリアスタイリストの女性が
【 自分の『好き』に自信を持つことが大切 】と話していました。名言✨️
その後、noteなる世界に来てみたら
「心は貴族」の女性がたくさんいらっしゃるではありませんか
田舎出身のOLだけど心はプリンセス
「男子2人のお弁当作りに忙しい専業主婦だけど 心はベルサイユに住んでます」と仰るご婦人
わたくしも好きなものは好きと表現すれば良いのだわ✨️ ←言葉遣いも貴族化した
そんな気持ちになったので 本棚の奥にあった、大好きな書物を出してみました
今まで隅っこに置いたままでごめん。
かつては「自分はこれが好き」を表現したくても、リアルな生活と相性が悪いこともあった。
コレクションを部屋に並べて、ただでさえ狭い部屋がさらに狭くなったり
服装で表現すると 周囲から浮いた雰囲気になったりしたけど
もう そんな不自由な想いはしなくてもいい
今は誰でも 自分の心にあるお城を形にできる
発信して「良かったら遊びに来て」と誰かを迎えることもできる
それはとても幸せなことだと思う。
🏰✨️最後に、私のアナザーワールドを作る素材になった作品
どれも語りだしたら 記事ひとつ分になるので 簡潔に行きます
映画「ルートヴィヒ 神々の黄昏」🇩🇪
海外ドラマ「クイーンメアリー」🇫🇷
マンガ「チェーザレ 破壊の創造者」🇮🇹
野心的な教皇軍総司令官 チェーザレ・ボルジアの青春期
「君主論」のマキャベリが 理想の君主としたのがチェーザレ
彼の魅力は、強さや美しさに加えて「毒」を湛えたカリスマ性だと思う
これ読んでる人はたいてい、塩野七生の小説「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」と
海外ドラマの「ボルジア家」も好きだったりする
作り手によって 1人の人物が異なる印象になるのが面白いけど
昭和45年に出版されて 今も読まれている塩野七生のチェーザレは特別 ✨️
高い志と行動力で ドラマティックに有言実行しながら人生を駆け抜けて
夢の途中で、若くして世を去ってしまう‥
そういう人物は 人々の記憶の中で鮮烈な印象のまま
そして 私の中でも光を放ち続ける存在。
🏰 これからも自分の中の王国と生きてく予定