アラサー女子の歯列矯正 体験記②│保定装置をもらう
無事に歯科矯正の期間を終え保定期間に突入。矯正期間の最後の診察、保定装置を着けている現在の状況をまとめてみた。歯科医選びや矯正費用についてはこちら↓
矯正期間の終わり
最後のマウスピースの診察
矯正終了で問題がないか確認をした日。自分でも事前に鏡を見て確認し、そのうえで先生の最終確認を行った。
■診察 所要時間 30分くらい 費用 ¥0
噛み合わせの確認
保定装置作成のため現状の歯のスキャン
保定装置のプラン確認
担当の先生に嚙み合わせを診てもらい、問題がないこと、自身でも気になることがないことを確認。保定期間に移行することが決定。保定装置の型取りをすると聞いていたので、てっきりアタッチメントを外すものと思ってウキウキしていたら、アタッチメントは着いたままスキャンされて終了。
保定装置のプラン確認をされたので、先生がおすすめする以下のプランにした。勝手に、マウスピースから解放されると思い込んでいたが、保定装置が完成するまで矯正用のマウスピース生活は続行とのことだった。
上側:マウスピースタイプ
下側①:部分入れ歯みたいなもの
下側②:ワイヤーの保定装置
保定期間の始まり
矯正装置から解放されたら、歯科矯正終わり・・・ではない。分かってはいたが、保定期間3年はなかなか長いよね。
保定装置をもらう
■診察 所長時間 1時間30分くらい 費用 ¥44,000(保定装置代)
歯のアタッチメントを外す(1時間くらい)
簡単な歯垢の除去
下前歯の裏側に保定装置の装着(30分くらい)
保定装置の付け外し練習
腔内診察
アタッチメントを外す作業が一番しんどかった。アタッチメントの塊を除去した後は残りを削っているのだがそれが怖い。歯を削られているときのような音と、プラスチックが燃えるような匂いがしてかなり怖かった。
その後歯垢の除去が終わると、歯科衛生士の人が「下側の歯の裏側に保定装置を固定しますね」と言い出した。ほあ!え!保定装置の固定!?と、私は大混乱。事前の説明で全く理解していなかったが、下側の二つの保定装置の一つは歯にずっと固定するものだったようだ。一瞬焦ってものの先生のおすすめだし、まぁ良いかとそのまま施術を受けた。最後に先生に保定装置を装着した状態で腔内を確認してもらい診察は終了。
保定装置について
■紛失時の費用
片側紛失で¥20,000。
■上側の保定装置
今まで装着していた矯正用のマウスピースと形状は同じ。写真だとあまり分からないが、矯正用に比べるとかなり分厚く感じる。付け外し自体は今までと同じなので問題はない。
■下側の保定装置
下は部分入れ歯的な感じで歯全体を全部覆うわけではない。これも上側と同様に装着時にかなり分厚く感じる。付け外し自体はこちらも問題ない。
■下の内側の保定装置(固定)
着脱はないが、凹凸が増えたので、磨き残しに注意が必要。ワイヤーと歯の接着部分を磨く用にブラシが小さい歯ブラシをもらった。
このワイヤー保定装置は気にならなければ一生つけたままの人もいるそう。保定期間の開始当初は、保定期間が終わったら即外してもらおうと思っていた。けれど、これで歯列が元に戻らないなら、つけっぱなしでもよいのかもと最近は悩んでいる。
■3年間同じものを利用する
保定装置をもらうとき歯科衛生士の人が私の茶渋のしみついた矯正用のマウスピースを見ながら、「保定装置は3年間使用するので、お茶を飲むときは外すとか気を付けた方がよいですよ」とのこと。そうだよね3年も使うなら気を付けようと思った。
違和感
上下ともに今までに比べて、非常に分厚い。舌の置き場所に困り、かなり苦しい感じがした。慣れるのに相当時間がかかった。装着したまま会話すると呂律が回らない。保定期間の最初は16時間くらい装着する必要があったものの、上下つけたままだと話しづらく仕事がしにくい。下側はワイヤーが固定されているので、保定期間の最初の2カ月は上側だけ午前中装着して過ごしていた。
保定期間の最初の診察(2か月後)
保定期間に入って最初の診察。後戻りしていないか、ドキドキしながら歯科医へ。
■診察 所要時間 1時間くらい 費用 ¥3,300
レントゲン撮影
顔周りの写真撮影
簡単な歯垢の除去
歯のスキャン
歯の写真撮影
腔内診察
保定期間の診察も矯正費用に含まれていると思い込んでいたけれど、保定期間の診察は毎回費用がかかるみたい(笑)。顔周りの写真撮影をしているとき、何度も顔の角度を微調整された。あとは特に問題なく、経過も順調とのことで、保定装置を着けたときに締め付ける感じがなければ、装着時間も短くしてよいとのこと。次回の診察は4か月後。それ以降は半年ごとに診察を受け経過を観察する。
歯科矯正をして
朝歯を磨くときに、ふと鏡を見るときちんと歯が並んでいることに満足する。審美的に良くなったことはもちろんだけれども、歯が抜ける心配が減ったことが矯正をして一番良かったと思っている。これからも一生自分の歯でごはんを食べられるように手入れを続けていきたい。