「黒は罪な食べもの。でも、食べずにはいられない。」24.11.16
デパートでクリスマスケーキの予約に大行列ができていた。世の中のイベントに合わせると、事前準備が大変なので、わが家はクリスマス当日にはケーキを食べずに、その前後にケーキを食べる。
ケーキといえば、チーズケーキが今は一番好き。けれど、小さい頃はチョコレートケーキ党に所属しており、ショートケーキにがっかりする子どもだった。
ケーキは、黒から白に乗り換えつつあるのだが、逆に、小さい頃は嫌いだった、あんこに今は惹かれるようになってきた。
あ〜〜〜〜〜〜〜
あの黒いのが、黒くてあまい、アレが食べたい。
食べたい!食べたい!食べに行こう!!
ということで、満を持して、ぜんざいを食べに。
あんこ!あんこ!あんこ!
あんこの誘惑に耐えて、まずは煎茶にお湯を注ぎ蒸らす。
蒸らす間にひと口目、あんこだけをスプーンですくってパクリ。ねっとりとしていながら、しつこくない、ほどよい甘みが口の中に広がる。
あぁ、しあわせ。
そうこうしているうちに、一煎目の煎茶が出来上がり。口に含むと、あんこワールドと化した口内がサッパリとした茶畑に早変わり。そこに塩昆布を投入。ほどよい塩気に口の中がよだれの洪水に。
再びのあんこの投入。絶妙な甘さにひたりつつ、今度はおもちもパクリ。
あ〜〜〜〜
炭水化物 on 炭水化物 のマリアージュ!
しみる。
これを何周かしているうちに、ぜんざいは全て消えていた。煎茶もお湯のおかわりをして、何杯も頂いた。
ちなみに、ぜんざいを頼むときに、
「ぜんざいは、汁気がないです。お汁粉とは別物ですが大丈夫ですか?」と確認された。
今日まで知らなかったけれど、関東では汁気がないのがぜんざいで、汁気があるのがお汁粉らしい。
今日は、あんこを食べに来たので、
汁気のないぜんざいが大正解だった。