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【読書記録】えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる 小山田咲子

24歳で生涯を閉じた小山田咲子さんの日記本。
小山田さん?andymoriの小山田壮平さんみたいだな、と思っていたら本当にお姉さんだった。

とてもチャーミングな方だな、という印象。
何事にも興味を持ち、楽しむ姿勢を忘れない姿にとても心を打たれた。
やろうと思えばなんだってできるんだなきっと。

わたしは昔から石橋を叩きすぎてしまう。
引け目や自信がなくて何かをチャレンジしたり、新しい環境に飛び込むことが得意ではない。
変化して適応するまでの過程がとても苦手。

でもこの本を読んで悔いなく生活しよう、やりたいと思ったことはやり抜こうと思った。
楽しいことも、悲しいことも真正面からちゃんと受け止めて生きたい。
自分の栄養となるから、ぜったい。

あと、自分の考えを隅々まで言語化できているのも尊敬。そういうふうに書ける人になりたい。

頭や体を自分で意識してうまく動かせなくなること、コントロールを放棄することは死に近い。時間は流れているし自分自身だって細胞レベルとかよくわからないけどすごい勢いで変わっているし、悲しい時は悲しい気持ちの自分と向きあって積極的に悲しんでいれば、いつのまにか状況は変化しているのだ。大泣きしたり人にやつあたりしたりしながらアクションを起こしているうちに不思議と前に進んでたりもする。新しい景色を見て、おいしいごはんを食べたりする。

ある人が、何かを本気でやりたいと思った時、その人以外の誰も、それを制止できる完璧に正当な理由など持ち得ない。そんなの、あり得ない。

↑この部分は今のわたしにとって、とても勇気づけられたし救われた。



最近わたしもnoteで日記を書いている。見返すとちょっと楽しい。
自分を理解するためにも、過去にもがいている自分を救うためにも、書くことを習慣化したい今日この頃です。

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