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月々のうた:2024年12月


凍てついた月を枕に君の星へ橋をかけたき深夜のうさぎ

草原と空とをつなぐジッパーのように走れば絵のなかにいる

雪の夜わたしの部屋へ君がきた時の温度を売ってください

流れ落つグラスの汗もそのままにやがては昏き恋のみずうみ

さよならと言葉にすれば掴めないさ よ な ら の間隙は透明


2024年の12月は、調子が悪いなんてもんじゃなくもうメンタルが稀に見る悪さで、本当に辛い月でした。
いろんな人がいろんな場所からいろんなことを言う、その調整に明け暮れて、いや仕事の話なのですけども、とにかくダイバーシティというのは果てしないそんな面倒くささとセットの概念なんだと心底思いました。ええ、ええ。本当に疲れ果てました。その結果も最悪で虚しいことこの上なかった。

あ、でも以前のnoteで宣言した通り、「なるべく忙しいは言わない!」はなんとか実践していたんですよ!
それにメンタル最悪の時でも短歌が救ってくれた感じはします。うたの日で薔薇もまたいただけたし。
それで目に見えて楽にはならなかったけれど、なかったらもっと酷かったろうな。って思う。

年の最後の最後に、あまり前向きじゃない意味かもしれないけど、短歌あってよかった、と思た12月でした。

相変わらず前向きじゃないし、ポジティブなオーラとかちっとも出てないけれど、でも短歌を詠んでいきます。
2025年もどうかよろしくお願いします。




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