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月々のうた:2024年5月
潜望鏡どうしで見つめあうように服を着たまま続くおしゃべり
コンビニはあの日ココアを分けあった熱が空へと還った跡地
片割れのパピコの屑を蹴る路のウィンドウにもわれのさみしさ
足りなさに慣れてしまってもう着ないSOSの赤いブラウス
君向けのディアゴスティーニがあるんだよ週刊わたしを恋人にする
ゴールデンウィークにひたすらだらけた日々を送った必然として、スイッチが入らないままなんとなく6月を迎えてしまいました。うたの日の出詠も怠けており、あ、でも1本薔薇をいただいたので良いか。
今月思ったのは、というか定期的に思うのですが、自分の感情を、見たもの、発見した景色、作り出したシーンに映しながら57577の詩形に当てはめていくその過程。評価云々より「おまえは何を言いたいんじゃ」の純化と表現磨きに喜びを見出すマインドセットに近づいている感じが自分でもしており、まぁ良い傾向だよなと思いました。いや何周目だ?これは?
夏野、なんだかんだで文芸やってんじゃんか!ウェイ!
今月はディアゴスティーニの歌がお気に入りです。
五月の自選短歌5首です。
— 夏野ネコ (@natsuneko2000) June 2, 2024
短歌じょうずになりたいけれど、それが目的ではないという事に改めて思い至った月でした。気づけばもう六月、紫陽花もそこかしこで咲いてますね。
新しい月もよろしくお願いします!#tanka #短歌 #自選短歌 pic.twitter.com/i2K37AXNkc