歌集を「読む」が「詠む」に通じたこと [日記と短歌]24,1,27
なにもかも再生される歌のなか君だけいないエラーに、風が/夏野ネコ
歌集に「正しい読み方」があるかどうかわかりませんが、本と言えば小説ばかり読んでいた私が歌集、という表現形態へ読みをアジャストしていくのは、これ、けっこう時間がかかりました。
読書といえば古典やSF、海外文学が好みということもあり、どちらかというと理屈っぽい文字の追い方をしていたのかもしれません。
なので同じ「本」というシルエットを持っているゆえに、歌集を読んでいくことがしんどかったように思います。自分は短