田園を描く人たち、バルビゾン派の絵を見てきた [日記と短歌]23,5,7
黒々と畑に土に生命をよぶ霧雨は豊かなる白/夏野ネコ
この五月連休を利用して山梨県立美術館に行きました。ミレーを中心にしたバルビゾン派の作品収集で有名な美術館です。
バルビゾン派。
いわゆる印象派のルーツになった自然主義の絵画集団で、フランスでも郊外のバルビゾン村で活動していたからその名がついたそうです。サロンを中心とした古典的価値観が支配的だった当時のフランス絵画界ではかなりロックな事をしていたわけですが、農村と田園、光ある豊かな自然、そこに暮らす人々、といったモチーフ