「世界は贈与でできている」近内悠太著 02 まえがき~積ん読部屋からの便り
こんにちは。
なつむです。
数日、
この本と向き合って行きます。
世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学 (NewsPicksパブリッシング) 単行本 – 2020/3/13
近内悠太 (著)
今日は、まえがき、から、
見て行ってみます。
「お金じゃないんだよねー」現象
政治哲学者マイケル・サンデルさんの本からの引用で始まる、本書。
これを読んで、身に覚えがすごくあるなぁ、と思いました。
私が所属し、運営にも参画している、
一般社団法人PAG、
その中の、
ビジョナリーカンファレンス。
私にとっては運営をやるのも
無報酬が自然で(現状無報酬)。
報酬があってもいいのでは
というお話も、出たことが
過去、何度もあるのですが、
「そうじゃない」となる話。
僕らとは誰ですか
この本ではこれ(住民投票の事前調査の結果)が「予想に反して」「僕らの常識に反する」「不可解」と捉えられていて、その点は逆に面食らいました。
とのことで。
あぁ、そうなの、かな、そっか、この著者さんにとっては、そうなんだね、と、思いました。
んー。
自分の街に核廃棄物の処理場ができる………。
たしかに嫌なことかもしれないけど。
嫌なことでもお金を支払われたら引き受ける、かぁ、、、、、。
なんか、それって「お金で黙らされている」感じに、なりそうだなぁ、嫌だなぁ、と、思います。
VCの運営もそうなんだけど、喜んで進んでやってることなのに、お金を払われると【やって当たり前な扱いをされそう】だから、金銭的な報酬が云々ということは嫌なんだ、というお話だと思うんですよねぇ。
僕ら、と書かれると、私の感覚ではつい、読者であるこちらも気持ち的に巻き込まれてしまったのですが、当然感覚が違うこともたくさんあるわけで、「え~僕らって、勝手に決めないで」という気持ちも湧いてしまいました。笑
あぁ、そうか、この「僕ら」は、私は含まない、近内さんやそのお近くで活躍なさっている方々、ということなのだろうと考えることにいたしました。うん、平和。
その結論は本当なのかしら。
ここは、これから、哲学的な意味での「贈与」というのが語られて、贈与を考えることで、こう言う現象についても理解や説明が可能になるんですよ〜、という繋ぎになれば良い部分なのだと思うので、
本論と関係の薄い詳細に突っかかっても、仕方ないかもですが、
賄賂に見えた、というのは、
本当に本当なのかなぁ。。。
と私は個人的には違和感を覚えました。
賄賂とは?
んー。。。
賄賂、かぁ。そうなのかなぁ。
実際その時の調査で住民の方々にお話を伺っていて、ご本人たちが「こんなの賄賂じゃないか!」っておっしゃっていたなら、そうなのでしょうけどねぇ。
存じ上げませぬが。
なんていうか。
義勇軍に集まった人にお金を払ったら、多分その人は、怒り出しますよね。
「俺たちの気持ちをなんだと思ってるんだ!」
って。
それと同じじゃないのかな。
それって、「賄賂」とは全然違う感触なんだけどなぁ……
ま、いいか、というところです。
はい、このペースで行くと
本当に全然終わりませんね。
ペースも考えます。
途中、順序も前後しつつ、気になるところを
取り上げるかもです。
ではまたーーーー!!
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