私の摂食障害が始まった話①
拒食→過食→過食嘔吐→拒食→過食嘔吐
私は中学3年生の頃から23歳になった今も摂食障害と戦い続けています
摂食障害とは約9年近くの付き合いになると思います
もともとはダイエットが始まりでした。
中3の部活を引退したタイミングで、運動部だったのにこのまま食べ続けていたら無限に太り続けていくのではないかと思い、ダイエットを始めました
この時の私は全く正しいダイエット法なんて知りません
とりあえず食べない様に食べない様に...
気がつけばストレッチしたり筋トレしたり...
数週間で5キロくらい簡単にスルスル〜って落ちていきました
食べていたのも葉物のサラダか、こんにゃく、豆腐くらいで、魚や肉、炭水化物なんて絶対口にできませんでした。
でも、体重が落ちただけで、見た目は全然変わりませんでした
もっと痩せなきゃ...
もっと可愛くなりたい...
このままじゃダメだ...
こんな醜い自分じゃ恥ずかしい...
当時の私はこんな事ばっかり考えていたと思います
中学校の給食も、カロリーが1食800カロリー近くあるのを知ってからはほぼ全部空のお弁当箱を学校に持って行ってこっそり持ち帰って捨てていました
今考えてもこの時の私、とてつもなく異常です。
でも、当時の自分でも分かっていたと思うんです。異常な事をしているって事は。
でも、この時既に歯止めが効かなくなっていたんだと思います。
夏に部活を引退した後、受験勉強が本格的に始まりました
私は正直中学生まで、勉強だけは出来る方だと思って生きてきました
受験が始まるからといって、塾にも通わせてもらいました
進学校に行く子たちが集まる様な塾で、みんな頭が良くて、自分が頑張って勉強しても追いつけない経験を人生で初めてしました
これが人生で初めての大きな挫折だったと思います。
負けず嫌いな私は、ここから寝る間も惜しんで勉強する様になっていきます。
そして更にダイエットのエンジンもどんどん加速していきます。
でも、食べる量は増やしてないはずなのに(むしろほぼ食べてない)体重は減るどころか、少し増えている日が増えてきてしまい、パニックに陥りました
もっともっと食べる量減らさなきゃ...
運動もしなきゃいけない...
勉強も頑張んなきゃいけないのに全然追いつけない...
ついには水飲むのすら怖くなり、そんな状態で勉強に集中できるわけもなく、成績も落ちていき、体重も思う様に減らず、毎日イライラしてました
1日に何度も何度も体重計にのって1g単位で一喜一憂してましたね〜〜〜
でもそんな私をみて、言いたい事は沢山あったんだろうけど、反抗期で暴れる私に、母は何も言えなかったんだと思います。
気づけば家族にも八つ当たりする事が増え、毎日、家にいても、学校にいても、塾にいても、ひとりぼっちな感じがしていました。
心の中が毎日空っぽでした。
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