河津桜を見に行くの巻
東京で河津桜を見に行った。
桜が咲く度に、さまざまな場所に見に行ったが、河津桜を見に行ったのは、今年が初めてだった。
河津桜が咲くのは、まだまだ冬の気配が続く季節。
見に行った日も、2月の冷たい風が吹き、朝家を出る時は、吐く息が白く晴れた空にふわっと溶けるような日だった。
桜新町に、桜神宮という河津桜が綺麗な場所があるということで、上野から半蔵門線で、電車に揺られながら向かう。
渋谷から近いのに、ファミレスや公園、住宅も多くあり、田舎者の私でもなんだか懐かしいような気持ちになる妙に居心地のいい場所だなあと、思ったのが第一印象だった。駅から少し歩くと歩くと、道なりに人が並んでいるのが目に入った。
まさか、、とは思ったが、そのまさかだった。
桜を見るのに、人が並んでいる、、
田舎では、考えられない光景だ。
東京っぽいなあーと思いつつ列に加わる。
そわそわしながら並ぶこと20分程度経つと、やっと神社の目の前に着いた。
そして、横を見ると、冬の景色の中に一面に鮮やかなピンク色が広がっていた。
まるで、別世界!
寒さも吹っ飛び、心まで暖かく感じました。
また、桜に括ってあるのは、桜守りという
自分の願いを書いてあるピンク色のリボンたち。
桜の季節限定の御朱印も、綺麗な空とピンクに映える!
とってもとってもピンクが濃くて、
リボンが可愛くて、寒い冬がまだまだ続く中で、
心が躍りましたとさ。