シェア
みどり
2019年2月15日 02:28
すれ違った瞬間が、永遠に感じられるような恋だった。もしも、恋を選ぶことができるのなら。好きになる人を選べるというのなら、わたしは決して彼を好きにはならなかっただろう。彼はわたしの親友であるMに、恋をしていたのだから。叶わないことなんてわかっていたのに、崖の上から滑り落ちるように、気づいたらその恋の淵に立っていた。彼は毎日まいにち、Mと話すために教室に通っていた。側から見れば、彼がMの
2018年8月25日 22:19
最近は夏だというのに、図書館やカフェにこもって勉強をしている。花火とか、海とか、もっと色とりどりのイベントがあるけれど、今のわたしにはそれと同じくらい、勉強が楽しいからそれでいいんだ。午後からは彼も合流して、図書館で勉強。デートとか待ち合わせをするときって、彼氏・彼女がどんな服装でくるか、わくわくする人は多いと思う。でもわたしの彼はあまりおしゃれに関心がない人で、わたしは彼のワードロー