#雑感1.社会課題を考える前に、「社会」の枠がどの集合を指しているのか意識する
少し前のことだが、KADOKAWAサイバー攻撃の記事を読んで、目が覚めた。
仕事柄、PRやブランディングで美しい面と高揚感を刺激するアナウンスに、ともすれば満ちてしまいやすい生活をしているので、「日本のサイバーの脆弱性」という、深刻な社会課題へ意識がチューニングされた。
きっと、あの記事を読んでいる人の多くは、「何がそこまで深刻なのか、システムの仕組みの理解もままならないので、ピンとこない」と感じているのだろうと推察する。
私もその一人で、何が問題なのか厳密に分かっていない自分に冷や汗をかいた。
KADOKAWAは分かりやすい一例だっただけで、表に出さない同様の件はきっとあるだろうし、イチ企業の話ではなくて、サイバー防衛に対する守る術を日本が持たないことを証明しているような気がしてならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?