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身体から心を紡ぐ視点
新しいことを始めるときは、まず身体の使い方を変えることを中心に据えて組み立てることが多い。
マインドという概念は、心と身体を包含しているから、どちらもその要素として大切なのは言うまでもない。
しかし、心と身体という二元論でマインドを切り分けて捉える視点に慣れきった私たちは、マインドについて深く学ぼうとするときも、心(あるいは脳)と身体を分断して理解しようとしてしまいがちになる。
つまり、マインドではなく「心」で、あるいはマインドではなく「身体」で物事を理解しようとしてしまうため、体感に基づく十分な理解に至りにくいのだと思う。