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まずはコップの穴を塞がないと、いくら注いでも満たされない


こんばんは。
ナツミ(@natsumi_sumile)です。

ちょうど1年ほど前、12年勤めた前の会社を辞めてしまいました。

12年、無意識にいろいろ我慢していたようで、自分の感覚も感情もマヒしてしまっていました。

メディアや会社や誰かがいうことを、自分のやりたいことと勘違いして、いろいろ欲しがるものの、何をしても何となく満たされない日々でした。


誰かの言うことを鵜呑みにするのは、とても楽ちん


世の中はいろんな情報に溢れていて、雑誌やネットやテレビやメディアがこれでもかというほど魅力的な情報を浴びせてきます。

どれもこれも、私たちが欲しくなるような、あるいは感情を刺激するようなものばかり。

会社も同じ。
企業活動を続けていくために、社員には会社のために働いて欲しいと考えます。もちろん、すべての企業がそうではないと思いますが、個人がやりたくないことも、会社はやってもらわないと困るので、いろいろな理由をつけて言い聞かせてくることもあります。会社の利益のためだよ、ひいてはお客様のためだよ、など。

それらを鵜呑みにするのはとても楽ちん。
自分で考えなくていいし、鵜呑みにしていれば組織に馴染むのも楽だから。

けれど、それらを鵜呑みにすると、まるでそれが本当のことのようになってしまうリスクがあります。

まるで自分が本当に欲しくなったり、やりたくなったような錯覚に陥ってしまうから。


自分の声を見失わないために、 日々自分に質問する


周りの言うことではなく、本当の自分の声を見失わないためには、日々聴き続けるしかありません。

テレビはああ言ってるけど、自分は本当はどう思う?
ネットではこれがバズってるけど、自分は本当に好き?
上司はああ言うけど、お客様のためになることって本当はどんなこと?
社会こうするのがいいって言うけど、わたしの本当にやりたいことって何?

質問しても答えが出てこないときは、もっと身近な質問から。

今日は何が食べたい?
どの洋服が来たい?
この話を聞いて自分はどう思う?
イヤな気持ちがしたら、何でイヤなの?
嬉しく思ったら、何が嬉しいの?

最初は建前で答えている自分も、そのうち本心で答えてくれます。

身近な質問に本音の答えが返ってくる頃には、やりたいことなどの核心的な質問にも本音の答えが返ってくるはず。


自分の本音を知ることが必要なのは、本当に満たされるため


何をしても満たされない。
ほしいものをいくら買っても満たされない。

それは、自分が本当は何を求めているのかわからずに、ただ欲しがっているから。

自分の本音がわからないのは、コップのどこに穴が開いているかわからないのと同じです。

どこかに穴が開いていたら、コップにいくら水を注いでも、満たされることはないのと同じ。

もし、何をやっても満たされないなと感じるのなら、手当たり次第に何かをやる前に、まずは塞ぐべき穴がどこにあるかを知りましょう。

自分の本当にほしいものは?
自分の本当にやりたいことは?

自分は本当はどんな人でいたい?


本当の声が聞こえるまで、質問し続けてみてください。



#ナツミnote 【Day168】
自分の声に耳を傾けることで、自分を大切にしよう。そんなnoteを、ほぼ毎日書いています。書いたのにアップし忘れて、noteが数えてくれる連続更新記録のカウントが途切れたので、「ほぼ毎日」。たまにエッセイ。

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