自分がいま立っている場所がどこなのかわかっていないと迷子になる

こんにちは、ナツミ（@natsumi_smile）です。
３０日間noteを連続投稿するチャレンジ #note1000knock、 今日で２１日め。

わたしは【自分を大切にする】をテーマにnoteを毎日書いています。
（マガジンはこちら。）

昨日は「手荷物で両手がいっぱいだと何も持てないし、誰の手も繋げない」について書きました。

〜まとめ〜
１．新しいものを手に入れたかったら、何かを手放すこと
２．手放したのと同じ分、荷物を持てる
３．人によって「持てる荷物の量」＝「キャパ」が違う
４．いまの自分の手荷物がどれくらいか意識することの大切さ
５．手放しても良いものをすぐに判断できると、すぐに新しいものを手に入れられる＝行動できる
６．「両手をいっぱいにしておかないこと」が重要
７．ココロの手荷物は、日々意識して整理することが大切

今日は「自分のいま立っている場所を意識しよう」という話です。

１．自分の立ち位置がわからないと、走っても迷子になる

どこかに向かおうとするときに必要なものはなんだろう。

向かう場所がどこか。
そこまでの道のりとかかる時間。
どうやっていくか（歩く、走る、誰かの力を借りる）
・・・

他にも、歩きやすい靴とか、時計とか、いろいろあると思うけれど、わたしが大切だと思うのは「自分が今どこにいるかを知る」ことだと思う。

自分がどこにいるかわからなければ、目的地までの道のりも時間もわからなければ、近くにバス停があるのか、獣道しかないのか、人がいるのかもわからない。地図を買おうにもどの地図を買ったら良いのかもわからない。

たとえば自分が気づいたら無人島にいて、それを知らずにいたら、島内をむやみやたらに歩き走り回って体力を消耗し、挙句に迷子になる。もっと酷ければ、どんな怖い獣がいるかも知れず、それが熊やライオンだったら殺されてしまうかもしれない。

現実社会でも、自分が今どこにいるかわからなければ、目指すべき場所（やりたいこと・なりたいもの・欲しいもの等）への道順がわからない。あるいはわかったつもりになっても、間違えている可能性がある。

だから「自分が今どこにいるかを知る」ことは、とても大切なこと。

そして、意外と意識されていないことでもあると思います。

２．必要なのは「いまの自分」に必要なもの。１年前でも１年後でもない

もう一つ大切だと思うことは、自分にとって今必要なものは、１年前の自分でも１年後の自分でもなく「今の自分に必要なもの」だということ。
（言葉にすると当たり前過ぎるけれど）

たとえばYouTuberになりたいとする。
いまの自分は、動画を撮るカメラも、動画を編集するソフトも持っていません。YouTubeのアカウントすらも。
いま自分がその状態なら、すべきことは、YouTubeのチャンネル登録数を増やす方法を調べることではないですよね。
どのカメラや編集ソフトを買うべきか、YouTubeのアカウントを取得するには何をすべきかを調べるのが「いま必要なこと」。

もっと言えば、今までカメラすら持っていなかった自分が扱いやすいのはどのカメラかを調べること。動画撮影に慣れていて細かい違いがわかる大物YouTuberが新しく買ったカメラは、もしかしたら自分には機能が良すぎて高い買い物になるかも知れません。１年後の自分には必要かも知れないけれど。

「今の自分に必要なこと」を見失うと、上記のようなことが起こりがちです。そして、せっかく買った高機能なカメラや動画ソフトを使いこなせずに諦めてしまう・・ということが起こる可能性が高いのです。

だから「今の自分に必要なこと」を知ることがとても大切です。そのために「自分が今どこにいるかを知る」こと、それをきちんと意識することがとても重要です。

３．環境を変えることが有効なときと、そうじゃないとき

わたしは、変わるには「環境を変えること」が一番有効だと思っています。

今までと同じ環境で、同じ生活習慣で、毎日同じ行動をしていたら、今日は昨日と同じ。明日も今日と同じ。

環境は同じでも、生活習慣や行動を変えれば、自分も変わることができると思いますが、自力で生活習慣や行動を変えるのはなかなか難しいこと。

「短期間」で「大きく」変わりたいと思ったら、尚更です。

でも、仕事を変えるとか、いつもと違うコミュニティーに所属するとか、環境を変えれば生活習慣も行動も必然的に変わってきます。

しかも他の人が絡むことなので、自分では止められない。やらざるを得ない状況になります。


ただし、環境を変えることは、自分を無理やりレベルの高い次のステップに進めること。

「自分が今いる場所」＝「自分の能力」を客観的に認識できていないと、上のステップのレベルが、自分が頑張れば届くレベルなのか、今はまだがんばっても届かないレベル（１年後の自分に必要なレベル）なのかわからないまま、チャレンジすることになってしまいます。

まだ届かないレベルだったときに、起こる悲劇はわかりますね。

４．「自分を大切にできる」ようになりたいときは特に、今いるステップを意識することが大切

今はまだ自分を大切にできていない人が、大切にできるようになるまでのステップをこちらの投稿で書きました。
（→　【自分を大切にする】までの４つのステップ　）

たとえいま自分を大切にできなくて苦しかったとしても、必ず自分のことを大切にして、自分を好きになれるようになります。

でもそのためには、ステップを無視して、飛び越えていきなりゴールに行くことはできません。

もし飛び越えたそのときはできたような気がしても、ほとんどの場合、元に、あるいは前のステップに戻ってしまうのではないかと思います。
「変われた！」と思ったのに「実は変われていなかった・・」とガッカリして、変わることを諦めてしまうことにもなりかねません。

だからこそ、少しずつ時間をかけて、いま自分がどこのステップにいるのかを意識しながら、自分のことを見つめ続けて欲しいのです。

「自分が今いる場所はどこか」「今の自分に必要なものは何か」を意識して、日々を過ごしていきましょう。