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自分軸と他人軸のバランス


こんばんは。
ナツミ(@natsumi_smile)です。


自分軸と他人軸。
最近よく聞く言葉です。

シンプルにいうと、自分軸は自分のために生きるひと。他人軸は他人の目線を意識しながら生きる人といったところでしょうか。

自分軸の人は自分勝手、他人軸の人は優柔不断という印象を持っている方も多いようです。

どちらのほうが良いとか優れているとかはありませんが、どちらが生きやすいかという観点で考えると、今は自分軸に軍配が上がっているようですね。

でも、過去には長い間、特に日本では、他人軸が良しとされていたましたよね。
他人軸の人は、他人の目線を意識しながら共存しやすいから。
昔は、自分軸を持った人たちは、きっと変わり者だと思われていたでしょう。

それが今は、自分軸は憧れすら抱かれています。
自分軸のほうが、人生を楽しめると思われているからです。


私自身は、昔からずっと他人軸でした。
他人の反応に振り回されるので、とても苦しかったです。
自分のしたことで他人が喜べば自分も嬉しいけれど、
自分の予測しない形で、他人はすぐに気持ちが変わります。
その挙動に振り回されて、私の感情も疲れていました。

コーチングに出会って、自分のことを見つめ、
自分の声をちゃんと聞くようになってから、
自分軸というものが何かわかってきたような気がします。

自分軸は自己中心的とは違う。
自分を大切にできるから、他人も大切にできるのが自分軸のある人。
自分だけを大切にして、他人をうまく使おうとするのは自己中な人。

確かに自分軸をちゃんと保てていると、他人に振り回されることがなくなり、楽になりました。

けれど結局、自分軸だけに偏っても、人生はつまらないものになると最近は感じています。

自分軸で生きられる人は、他人がどう思っても自分の気持ちに従った行動ができます。極端にいうと、一人でも生きていけるのだと思います。

でも人生は、周りの人間や周りのものとの関係で出来上がっています。
だから、自分軸だけで生きていけても、面白くないのです。


それは私がもともと他人軸の人間ということなのかもしれません。

他人に振り回されることが、人生に彩りを与えると感じるなんて、他人軸しかなかった昔には感じなかったと思います。


自分軸と他人軸の間をフラフラしてもいい。
どちらか一方ではなく、バランスをとっていくことが、
楽しい人生を生きるコツだという気が、今はしています。


今は自分軸を、今は他人軸を大切に、というように、
自分で意識して選んでいくことができれば、
きっともっと自分らしく生きていけると思うのです。



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