言わなくてもいいことを言ってくれる人に感謝する
こんばんは。
ナツミ(@natsumi_smile)です。
人とのコミュニケーションは本当に難しいなあと思います。
こうすればいいと言う正解がないから、たくさんの選択肢から、良さそうと思うものを、自分で選ぶしかありません。相手もまた同様です。
コミュニケーションは難しいからすれ違うこともあるけれど、相手の選択の背景にあるものを感じ取ることができたら、もう少し素直に受け入れられる気がします。
自分自身が、言うことを選び、言わないことを選んでいる
私たちは、伝える選択肢も、伝えない選択肢も持っています。
伝えなくてもいいのに、伝えることを選ぶ。
あるいは、伝えてもいいのに、伝えないことを選ぶ。
しかもほぼ瞬時に、大体が無意識で選んでいます。
伝えるか伝えないかを決めたら、次は何をどう伝えるかを、
今度はたくさんの選択肢の中から選んで、相手に伝えます。
どんな言葉で、どんな文脈で、どんな声のトーンで、
どんな表情で、どんな身振り手振りで・・・
これもまたほぼ瞬時に、大体が無意識で選んでいるのです。
自分で選んでいるにもかかわらず、1日にそんなにたくさんの選択と判断をしている意識はないのではないでしょうか。
人は1日に9,000回以上の選択をしているそうです。(一説によると35,000回とも60,000回とも言われています)
そんなに選択していたら、ひとつひとつを意識していられないのは当たり前ですね。
全てを覚えていることは到底無理でも、自分の言葉は自分が選んでいる、と認識するだけでも、自分の言葉に責任を持てるようになる気がします。
言わなくてもいいのに言ってくれる人に感謝する
正直、伝える選択肢より、伝えない選択肢のほうが楽です。
人は誰でも得をするか損をしないかだったら損をしないほうを選びます。
伝えなければ、得をすることはなくても損をすることもありません。
それなのに、あえて損をするかも知れないリスクを背負って伝えてきてくれる人には感謝しかありません。
その内容が、厳しいものだったり、言いづらいことであればなおさら。
さらに親しい間柄であればなおさらです。
嫌われるリスクを負ってまで、伝えようとしているということだから。
自分の心にグサっと刺さるときほど、相手も同じくらいの言いづらさという痛みを乗り越えて伝えてきてくれたのだと思います。
「伝える」ことだけにフォーカスすると厳しいことを言われた気がしますが、「伝える」という行動に至るプロセスのなかに、相手の優しさが詰まっている気がします
それを感じ取ることができたら、そのときに感謝が生まれるし、その気持ちに応えたいと思える気がします。
#ナツミnote 【Day181】
自分の声に耳を傾けることで、自分を大切にしよう。そんなnoteを、ほぼ毎日書いています。書いたのにアップし忘れて、noteが数えてくれる連続更新記録のカウントが途切れたので、「ほぼ毎日」。たまにエッセイ。