自分を大切にすることは、自意識過剰でも自己中でもナルシストでもない
昨日、自分を大切にするということは、「自分の心の声にきちんと耳を傾けること」だと思うという記事を書きました。
「自分を大切にする」という言葉に、なんとなく抵抗感がある人もいるかも知れません。
自分のことばかり考えているみたいで何だかナルシストっぽく感じる、とか。
何だか自意識過剰じゃない?とか。
自己中心的な人になりそうで怖い、とか。
大切にすべきは、自分より他人でしょ?
他人のために自分のわがままは我慢したほうがいいんだよね?とか。
正直、わたしも以前はそう思っていました。
でも、違うんです。
自分を大切にするということは、いつでも自分のことばかりを考えるということではありません。
いつでも自分の心の声に耳を傾け、良いも悪いもなく受け止め認めることで、そこには客観性があります。
たとえば下のような感じです。
自分が不安を感じたら・・・
* 不安を感じていることを認めます
* 自分に不安を感じてもいいんだよ、と許します
* どうして不安なのか? 何に不安を感じているのか?を見つめます
(良い悪いのジャッジはせず、ただただ客観的に)
* 不安に思っている原因がわかったら、その不安が的中しないような対策を考えます
* 不安が的中したらどうするかを考えます
太字のところで、良いか悪いかを評価しないということが重要です。
ただ、そう思ったんだね、そう思うこともあるよね、仕方ないよ、と、友人を励ますような気持ちで、自分のことを見つめます。
友人なら、評価せず受け入れますよね。評価はしないけれど、友人がどういう状態か、客観的に見えるはずです。
きちんと声は聞くけれど、客観的に見つめて、その上で受け入れるのです。
初めは難しいかも知れません。
自分のネガティブな感情を直視できなかったり、あるいはネガティブな感情を見つめることで自分はダメな人間だとジャッジしてしまったり。
けれど、何度も繰り返しやってみると、だんだんと客観的に見られるようになります。
客観的に自分を見つめられるようになれれば、ナルシストでもないし、自意識過剰でもないのです。
そして、必ず、客観的に自分を見られるようになります。
だから、自分を大切にすること、自分の本当の声に耳を傾けること、ぜひやってみてください。
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