手荷物で両手がいっぱいだと何も持てないし、誰の手も繋げない
こんにちは、ナツミ(@natsumi_smile)です。
30日間noteを連続投稿するチャレンジ #note1000knock、 今日で20日め。
わたしは【自分を大切にする】をテーマにnoteを毎日書いています。
(マガジンはこちら。)
昨日は「嫉妬の気持ちを感じたら、自分の本心を知るチャンス」について書きました。
〜まとめ〜
1.嫉妬は自然な気持ち。イヤだから、スルーしてませんか?
2.嫉妬の裏側にある気持ちを見つめる
3.嫉妬から読み取る
(1)自分が相手のことを無意識にどうジャッジしているか
(2)自分が本心で欲しいと思っているものが何か
5.他人ではなく自分に集中すると、いつの間にか嫉妬が消えている
6.他人は他人。人生は短いから、自分を満たすことに集中しよう
今日は「何かを手放さないと、新しいものを手に入れられない」という話について。
1.新しいものを手に入れたかったら、何かを手放すこと
深く呼吸をするとき、まず古い息を吐き切ってから、新しい空気を吸い込むというのは、呼吸法の話をするときに良く聞く話です。
やってみていただくとわかるのですが、先に吐かずに肺の中に空気が入った状態で吸い込んでも、あまり吸い込むことができません。そのあと、大きく吐こうとしても、不思議なことに吸った量と同じくらいしか吐けないのです。つまり、最初に吐かずに肺の中にあった空気と同じ分、吐ききれずに残っているということですよね。
それと同じで、何か新しいものを持ちたいとき、先に手荷物を下ろさないといけません。自分の両手が塞がっていては何も持てないし、片手が塞がっていたら片手分の荷物しか持てません。
(ここでいう手荷物は、もちろん本当の手荷物のことではありません。
実際に自分の持っている服や靴や家具やガジェットが該当する場合も
ありますが、自分のやりたいことだったりタスクだったり、仕事だった
り家のことだったり人間関係のことを指す比喩です。)
逆にいうと、呼吸は先に吐いた分だけたくさん息を吸えるし、手荷物は先に下ろした分だけの手荷物を新しく持てるのです。
大切なのは、新しいものを手に入れたかったら、先に何かを手放す必要があるということ。
もしかすると、人によっては、いったんクローゼットに入れるとか、どこかに預けるとか、両手以上の手荷物をキープする方法があると思います。
つまり、人によって「持てる荷物の量」=「キャパ」が違います。
でも、たいていの場合、必要になる新しいものは、今まで持っていたものより大きなものになる場合が多いです。だからどちらにせよ、クローゼットを整理して、要らないものを手放すことが必要になってきます。
2.いまの自分の手荷物がどれくらいか意識することの大切さ
自分の持てる手荷物の量が限られているとしたら、新しいものを手に入れるときに何か手放さないといけないとしたら、いま自分が持っている荷物がどれくらいなのか、どんなものなのか、そして自分にとってどれが大切なのかを、いつも意識しておくことが大切です。
何か新しいものを手に入れたいと自分が思う瞬間、あるいは何か新しいものを手に入れなければならなくなった瞬間は、意外と突然やってくるものだからです。
そのときに、手放しても良いものをすぐに判断できると、すぐに新しいものを手に入れられる=行動できます。
手放すものが分からず、いつまでも悩んでいれば、それを手に入れるチャンスや、あるいはタイミングを失ってしまいます。
余談ですが、チャンスの女神に後ろ髪はない、と言われるのは本当だと思います。
チャンスに見合うだけの実力がなくても手を伸ばせば良いのですが、自分の手荷物の優先順位がついてないときは手を伸ばすことすらできません。
たとえば、仕事で新しいチャンスが巡ってきても、今やっている仕事を整理して手放すことができなくて、新しい仕事にチャレンジすることは時間的に不可能だった。と言った具合です。
チャンスをくれる人、あるいはピンチに手を差し伸べてくれる人がいても、その手を掴めないことだってあります。
だから、普段から自分の荷物がどれくらいなのか、どんなものなのか、そして自分にとってどれが大切なのかを、いつも意識しておくこと、さらにいうと「両手をいっぱいにしておかないこと」が重要なんです。
3.ココロの手荷物も減らそう
「自分を大切にする」という観点で考えると、やることやモノより「自分にとって不要な価値観や考えを手放す」ことの方が重要だと思います。
古い常識や自分の「すべき」の思い込み、自分を責めたりダメだと思う否定の気持ち、自分や他人への決めつけ、そういうネガティブな価値観や考え。
そういうものは時間をかけて自分に刷り込んできた「癖」なので、1日や2日では手放せませんよね。
自分が持っている価値観や考えがどんなものなのか、どれくらい強いものなのか普段から自分を見つめて、どれが自分にとって大切なものなのかを整理しておく(=「自分を知る」)。
そして時間をかけて少しずつ手放していくことを意識することが大切だと思います。
自分を知って意識するのと、何も意識せず毎日を積み重ねていくのでは、1年後に大きな差になると思います。
少しずつ、自分に不要なものを手放して、新しい自分になっていきましょう。