人からどう言われても、わたしは「わたし」でいていいのだ
わたしがどんな人間か、知ってくれている人はそう多くないだろう。
悪い意味とか卑屈な意味ではない。
どんな人間かとは、どんな仕事をしているかとか、家族がいるかとか、歴史とかキャリアとか、そういうことだけではなくて。
たとえば、わたしが何かしたときに、どうしてそうしたのかとか、何を思ってるかとか、そういうこと。
そういうことをわかってくれる人は、家族や友人で、その中でもみんながわかってくれるわけじゃないから、そんなに多くない。
でもそんなのは当たり前だと思う。
わたしだって、知り合い全員のことをわかっているわけじゃない。
原動力が何か、本当に大事にしているものが何か、それがどれだけ大切か、わたしもわかっているわけじゃないのだ。
だから、人がわかってくれないと思うのは、やめにした。
わかってくれなくて当たり前。
わかってくれる人がいることのほうが、奇跡なのだ。
そうして思った。
わかってくれない人が多数派なのが当たり前の世界で、
わかってない人の評価を真に受けて、
落ち込んだり、悩んだりすることないかも知れない。
だって、その人は、わたしのことわかってないんだもん。
それならわかってくれる人の声に耳を傾けたほうがいい。
そして、わかってくれる人はこう言うだろう。
「あなたらしくいるのが一番だよ」と。
わかってくれない人から何を言われても、どう思われても、わたしはわたしでいるしかない。別人になんてなれない。
結局は、自分にできること、やるべきことをやるしかないのだ。
そのときに、自分のベストなパフォーマンスをするには、何の足枷もなく、我慢や遠慮もなく、自分らしくいることが一番だ。
だから、人に何を言われても、どう思われても、
わたしは「わたし」でいていいのだ。
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