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私はエマになりたい

以前からずっと「読みたい」と思い続けてきた
【約束のネバーランド】を
遂に読み遂げることができた。

※ここから先は若干のネタバレを含むため
 未読の方はご注意ください。










某古本屋で全巻セットが安くなっていたので
以前から気になっていた
約束のネバーランドを購入した。

有名作品ゆえに
なんとなくのあらすじは知っていたが
きちんと読むのは初めてだった。

軽い気持ちで読み始めた身であるが、
読めば読むほど約ネバの世界観に引き込まれ
最終巻は涙なしで読むことができなかった。

この物語を経て私が1番好きになったのは
主人公・エマである。

私はこう見えても割と効率的な人間なので
エマの「全員で脱出する」という考えは
甘くて無謀で腹の立つものだと思っていたが、
物語を読み進めていくにつれ
自分の力で望んだ世界を掴み始めるエマを見て
「希望を捨てちゃいけない」と思わされた。

私は幸福にも
命を脅かされることはなく生きているが、
現状に甘んじることなく
無謀と思えることにも挑戦していきたい。

最後は自らの身をも犠牲にして
望んだ世界を作り上げたエマが
かわいくて格好良くて頼もしくて大好きで
私は心の底から「エマになりたい」と思った。

こんなに強く憧れたのは
BLEACHの井上織姫以来である。

最近は悩むことがあったら
「エマならどうするかな」と考えて
行動をするようにしている。

そうすれば、きっと私も
少しだけ素直で素敵な人間に近づけるから。



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なお、全巻読了後に「グッズが欲しい!」と
訪れた梅田のジャンプショップには
約ネバのグッズが1つもなかった。

もう流行が終わっている、読むのが遅すぎた。

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