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気分が沈んで動けない日の過ごし方。
はぁ…。ため息が出てしまう。
なんだか自分でも理由が分からないまま、
少しだけブルーな日、ありますよね。
そんな日は、仕事でも、プライベートでも、
とにかく作業効率は低いし、建設的な思考も沸かない。
とはいえ、時間は有限だし、やる事がない訳ではないから、何かしら進んでいるという感覚が得られないと、無為に時間だけを浪費している事への罪悪感だけはあったりする。
だから、気休め程度であれ、そんな日を何とか過ごすための「方法」を、あらかじめ自分の中に準備しておく、というのは割とオススメでもある。
※そもそも「自分でも理由が分からないけれど何もやる気が起きない鬱気味な日」というのが、他の人には余り無かったりするのかも知れないけれど。。
さて、という訳で今回は、「何もやる気が起きない日の過ごし方」について、仕事とプライベートの両面でボクなりの方法を紹介したいと思います。
***
何もやる気が起きない日の「仕事」を決めておく。
これは、実は意外とシンプルで、モチベーションが上がらない、アイデアが沸かない、効率が上がらない、という前提がある訳だから、それらが「必要のない仕事(=頭を使わずに出来ること)」を、あらかじめリストアップしておくと良いと思います。
例えば、普段からやらなきゃなと思ってるけど、目の前の仕事に追われて実際には出来ていないこと、だったり、書類やデータの整理整頓、処分など。
ボクの場合でいうと、次のような感じ。
・PCに入っているデータの、クラウドへのバックアップ。
・一時メモ的なファイル類、使用済み画像ファイル類の削除。
・作業完了済ファイルのフォルダリングやリネームなどの整理整頓。
・web制作やデザイン用のイラストや写真のダウンロード。
・元データがある紙媒体、アナログ資料のシュレッダー。
・元データがない紙媒体系の資料のスキャニング。
・etc..
ざっと思いつく事を並べるとこんなところだけど、大事なのは、やる気がなくても、効率が悪くても、遅くても、確実に前に進む(後ろにはいってない)ことにすること、かな。
例に挙げたようなことは、雑務でしかないし、何か成果物を出してる訳でもないから、他人からも、自分でも、特に評価の対象になる訳でもない。
でも、物理的に変化が生まれることなので、その日を乗り越えた時に、少なからず「無駄に過ごさなかった」と思えたりします。
気ばかり急いても、焦っても、動けない自分を嫌悪しても、仮に奮起したフリして自己暗示の努力しても、どうせ碌な結果は出せないのだから、それなら最初から思い切って結果は捨ててみる。
内心こんな風に割り切ると案外楽になれる気がします。
***
何もやる気が起きない日の「プライベート」の過ごし方。
また、仕事の日や仕事の時間ではなく、休日の朝、起きたら気分が沈んで動けない日のこと。
休日なら、別にゴロゴロしてたら良いのでは?と思う人もいるかも知れません。
何も常に有効にとか、生産性とか、難しく考えることなくない?と。
それも分かります。というより仰る通り。
ただ、ボクのような人間は、ただでさえ自己満足感、肯定感が低めなので、無為に時間を消費することへの焦り、自己嫌悪感が堪らないのです。
妻に対しての夫としても、子供たちに対する父としても、日本に対する国民としても、社会に対する1人の大人としても、もっと出来ることがある筈で、怠けて、情けなくて、苦労かけてて(とんでもなくネガティブな人間であることを暴露しているが…)、その癖に甘え根性が凄くて奮起することもなく、年だけ重ねてしまっている焦燥感。
すると、気分が沈んで動けない自分が、負のスパイラルに入るのも経験上知っているので、長引かせない為には、何かしらの方策を講じる必要がある訳です。
※精神力だけで己を律せるなら必要ないけど、それならこんなネガティブな自分でいる訳がないんですよね。
ダラダラと脱線が過ぎましたね。
改めて、気分が沈んで動けない日のプライベートにおける過ごし方、そのポイントは、1つです。
「確実に嫌いではない筈のこと」をやって過ごす。
これです。
もちろん気が乗らない、やりたいと思わない、って事は往々にしてあります。
というより、そいういう日の話ですからね。
でも、やりたい事を探すって、無理なんですよ。
やる気が起きないので。
でも、何もしたくないからと何もしないでいると、何もしないでいることに更に重い闇が重なってくる。
だから、「普段なら絶対に嫌いじゃないこと」で、それでいて「普段あまり出来ないこと」であれば尚良いですね。
これは好き、嫌いじゃない筈のことって、きっとあると思うので、漫画を読むでも、小説でも、映画を見るでも、カフェに行くでも、何でも。
「したい」と思わなくても、とりあえずしてみる。
すると脳みそはノッてなくても、体が覚えてたりするから、いつの間にかその「好きなことしてる時のモード」に入れる事もある。
また、結局その日はそれをしても戻らない事もある。
でも、その日を乗り越えた時に、
「あー、昨日は何もせんかったなぁ・・・」
と思うだけで何もしていないよりは、
「あー、全然楽しめてなかったけど、あの本読み進めたな」
とか、何かしら進んだ事があると良いです。
***
という訳で、朝起きたら、気分が沈んで動けない日、何もやる気が起きない日の、仕事の進め方とか、プライベートでの過ごし方について、書いてみました。
なんだそれって内容かも知れませんが、よくそんな気分の朝があるよって人がいましたら(結構問題かもですが)、一度お試しいただければと思います。
***
30年ぶりの絵の具(水彩)。
最後は、オマケというか、つい先日、また気分が優れない日があったので、その日にやったことを書いてみます。
30年ぶりに水彩「絵の具」を使ってみた。
「転生したらスライムだった件」の主人公、
リムルテンペスト さんを描いてみました。
それも、おそらく小学校を卒業して以来、一度たりとも触ったことが無かったと思われる、水彩の絵の具で。
***
はぁ…。
なんか理由も分からず、
少しだけブルーな日。
朝起きて、
チーズトーストを食べて、
洗濯物を干して、
平日に全く見る暇のない地上波の録画番組を連続で見て、
5歳になった次男のミツ、3歳になった長女のカナと、
気が乗らないながらも遊ぼうと思って、
声をかけて宝物探しゲームして、
すぐに飽きて、
何とか相手しなきゃと思って(この考えがもう問題だけど、事実)、
動物かるた遊びをして、
すぐに喧嘩っぽくなる2人をみてげんなりして、
たった1時間しか経ってなくて、
なんかだらだらして、
お昼にラーメン作って、食べて、
なんかそこから。
なんか自分でも分からないけれど、
心がモヤモヤしてて、どうしようもなくて。
でも、理由の分からないモノに脳内を支配されて貴重な時間を無駄にするのは悔しい。
だから、どうにも気分が沈んで動けない日、
これは「何にもやる気が起きない日が来たゾ!」と自分に指令を出して、
例えテンション上がらくても、気分が乗っていなくても、
「確実にキライではないこと」をやろうと思う。
その方が、きっとマシなのではと思って。
そして、元々絵を描くのが好きな妻が、最近ハマっている鬼滅の刃の絵を描いたり、それを水彩の絵の具で色を塗ったりしていたので、ボクもやってみる事にした…。
***
水彩の絵の具。
小学生の頃は、絶対にもっと難しかった。
難しく感じてて、キライだったなぁ。。
大人になって30年ぶりに使って分かった気がする。
これは、ほぼ「水で描く」もんなんだな、きっと。
チューブからパレットに出した絵の具を「水で薄めて描く」んじゃなくて、
水に絵の具をほんの少しだけ混ぜて「色の付いた水で描く」感じ?
濃いところはそこに重ねる感じか。
こりゃ奥が深いね。
***
そんな事を考えながらやっていたら、1時間半くらい経っていた。
うん、沈んでいた心は、少しだけ絵の具の色のように、薄まって淡く優しい色に変わったような気がした。
以上、ナツキのパパでした。
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