遺書No.864 立ち上がれセールスマン。
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2006.11.21
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二人を繋ぐ大きな味方!愛の味方!!
その名はウィルコムっ!!!!
定額プラン!!!!話し放題!!!!
その恩恵を受けるのはこれからだ♪
こんばんわ、みーくんです。
今日は珍しく昼間に家にいた。
そしたら何と訪問販売の営業マンがやってきた。
ここでは『セールスマン』と言っておこう。
ハッキリ言って、嬉しかった。
もちろん暇だったからというのも無くは無いが、
元訪問販売出身の俺にとって、
セールスマンのお手並みを拝見するというのは、
ある意味『新鮮』だからだ。
よく一般の人には「迷惑なだけ」と思われがちなセールスマンだが、
セールスの基本原則的なものさえ知っていれば、
上手い部分や駄目な部分が具体的に「ここが」と見えるので、
即座に「品定め」の対象として自分が楽しむ事が出来るのだ。
もちろんただの悪意からではない。
他人の営業を見る事で、
コミュニケーションの大切さや大事なポイントはどこかを実感する事もできるのだ。
だが結婚している訳でもなく子供もいない。
平日昼間に家にいる事もないので、
飛び込み営業をするセールスマンになど早々でくわせるものじゃない。
なので俺は、嬉々やかにその営業マンを招き入れたんだ…。
セールスマンのトークを味わうぜ!
来たのはどう見ても20代前半のお兄さん。
商品は台所用品。
ぶっちゃけ普通に必要ない。。。(´Д`;)
営業マン云々を抜きにして、まず要らない。
だが商品はどうでもいい。
どうせ買う気はないのだから。
仏頂面で一通り説明を聞いたあと、
俺「・・・あんた、その仕事はじめて何年目?」
販「2年目ですが・・・?」
俺「2年目ならそれで終りってこたぁないだろう?」
販「え・・・」
俺「こない、ぜんっぜんこない。」
販「え、あ、はい?」
俺「その商品の魅力とかさ?てゆか君の熱意とかさ?売りたい気持ち、買って欲しい気持ち、いいもんだぜって気持ちとか、全く伝わってこないのよ!!」
販「・・・」
俺「あんた、今の自分の売り込みに自信があるか?」
販「・・・」
俺「今の売り込みが今のあんたにできる精一杯か?それが限界か?」
販「いぇ・・・・」
俺「よし!あと30分やる!もう一回やりなおしてみろ‼︎」
なんとリベンジの機会をその場で与えました。
そしてまた始まる商品説明。
まぁ、当たり前といやぁ当たり前だが、
内容はほとんど変わりません。
むしろ声に怯えが混じってて、
さっきよりも更にダメダメになるお兄ちゃん。
説明が途切れた所で腕時計を見る俺。
俺「どうした、まだ17分余ってるぞ?」
(気の弱い人なら、もうやめてあげて…と言いたくなるかもだが、俺はいく)
販「ごめんなさい・・・」
俺「なにを謝ってる」
販「いえ・・・・」
俺「で、今の売り込みで、あんたなら買いたいと思うか?」
販「ごめんなさい・・・」
俺「だからなに謝ってんだ」
販「いえ・・・買いたいと・・・・・・思わないです・・・・・・・・・・・・・」
俺「そうか、なら買いたいと思わせられる売込みができるようになったらまた来い」
俺「いつでも相手してやる」
販「はい・・・ごめんなさい・・・・」
俺「だからなにを謝る」
販「いえ・・・」
・・・こうして、この日の体験は終了した。