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子どもと遊ぶのが苦手なパパが見つけた特技。

父親になって12年目の三児の父、
どうもナツキのパパです。

さて、突然ですが、

ボクは、子どもと遊ぶのが苦手です。


もう11年も父親やってるのに、
未だに子どもと遊ぶのが下手くそなんです。

勝負事みたいなヤツでは加減が下手だし、
きっと子どもあるあるの理不尽ルールも、
看過できずダメだし
とかしちゃう大人げの無さ(苦笑)。

なんか、子どもが楽しんでればいい筈なのに、自分が楽しくないと遊びに付き合うのが苦痛で、楽しくなかったり退屈さを感じてると態度に出ちゃうし,適当にあしらっちゃう事もあるし、あろうことか、スマホを見ながら相手しちゃったりする始末です。


うわ、これ、やっちまってるな完全に。
これあかんヤツやん!!

と自分でも思います。

とはいえ。


これでも、人並みに凹みます。


実際には、こうしてあげたいなんて理想も、
実際はこうするのが良いのよねという知識も、
一応はイメージがあったりするんですよね。

なので、相手するのは苦手だけど、
罪悪感を覚えずにいられる程に図太くもない。

そのせいで、
休日は遊んであげようと思いつつも、
いざ休日になったら疲れて体が重い日や、
上手に遊んであげられなかったりすると、
よく罪悪感を覚えたりします。

それと、子どもと楽しそうに接してる、
パパさんのブログやツイートを目にしては、
なんか比較してパパとしてのダメさとか、
子どもへの申し訳なさを感じて凹んだり。

そこまで凹まんでいいやろ!とか、
得意分野は人それぞれだから!とか、
自分で思ったりもするのですが、
個人的にはネガティブなところがあり、

子どもがしたい遊びに笑顔で付き合ってあげられない』

ここに「う〜ん」と思わずにいられない。

しかもアレですね、ただ遊ぶだけでなく、
自分も無理せずに遊べるのが理想だよな、
と思う訳です。

・・・で?何が言いたいの?

ぼちぼちそんな声が聞こえてきそうな、
言われそうな事をつらつらと書きましたが、
そんなボクにも、実は、

これ、ある意味、特技なんじゃね?

と思える事がある事に気付きました。


子どもと遊ぶのが苦手なボクにも、子育てに活かせる特殊スキルがあった!?


人は何かしら得意な事がある、
ってよく言いますよね。

いやいや、そんなこと言っても特技なんて!
とボク自身は思ってたタイプですが、
履歴書の「特技欄」みたいなのがあると、
必ず筆が止まったりするタイプですが、
ふと、気付いたんですよ。

育児とか仕事とか何でもそうですが、
浮かばない人って多分、
専門性に特化したモノで考えがちなのかも。
「特別な技」を意識しすぎなのかなって。

例えばボクが自覚した特技って、
単なる特徴で、下手すりゃマイナスに作用する事も多いんですが、こんなのです。

『周りが知らない人だらけの場所でも、堂々と大きな声で話せる』

これって、妻や友人と出掛けた時とか、
若かりし頃なら彼女とのデートの時とか、
むしろ欠点に思われる事の方が多そうよね?
でも、実は考え方なんですよね。

先日、次のような事がありました。


子どもと遊ぶのが苦手だから公園でスキル発動してみた


先日の土曜日の話。

公園に行きたいという我が子2人を連れて、
通称「タコ公園」へお出掛けした時の話です。

次男(小2)と長女(年長)の2人を相手に、
公園で遊ぶ訳ですが、例によって子どもの相手が苦手て。

鬼ごっこしよう!と言われても、
いざ逃げたら上手く捕まってあげられず、
追いかけたら直ぐに捕まえてしまう…。

子ども、全然楽しくないやつ。

ただ、それはもう自覚あるので、
こんな時にボクは、周りを見渡します。

そしたら、いるじゃありませんか。
子連れで遊びに来てる他の親子が。


ボクはこんな時、子ども相手のつまらない鬼ごっこや砂遊びをしたくないので、とりあえず、こうするんです。

「一緒に鬼ごっこやる人ーーーーッ‼︎」
「誰か一緒にやりませんかーッ!?」


大声で、叫ぶwww

いや、恥ずかしさが無い訳ではないのです。
誰も無反応だったら更に恥ずかしいし、
そもそも知らない人達の中で大声を出すって、
どうなの?と皆が思う気持ちも分かります。

おそらく一般的には、
これ出来る人ってそんなに居ない、
と思うんですよね。

少なくとも、ボクは公園でこう誘ってくれる大人を見たことがありません!(キリッ


でね、実際にこうやって叫んでみると、
大体の場合は、周囲にいた子ども達が、
ワラワラと集まってくるんですよ(笑)

単純に、鬼ごっこに惹かれて参加したいと走ってくる子どもも居れば、子どもはキョトンとしただけでも「是非行ってくれ!」と我が子を送り出す親御さんもいるんだと思います(笑)

少なくとも、ボクのよなタイプにとってマジで有難いし、何より、ボクは「子ども同士で遊んでくれた方が、互いに全力を出せるし、知らない子と触れ合ったり、一緒に何かをする事でコミュニケーション能力も育まれる」と思っているし、そこでもしルールその他でケンカが起きても、それも社会勉強だと思うし、解決する為にどうすれば良いか自分達で考えたら良いと思っているし、なんと言っても親達も子どもから解放されるから、最高だと思っています。

この日も、声を掛けたらものの2〜3分なら間に、約10人の子どもが集まりました。


よっしゃ!これで相手せずに済む!


・・・と、思ったのも束の間。

どうも初対面の子ども達の殆どが未就学児だったようで、今回は結局まとめ役として鬼ごっこに参加するハメに…(´д` ;)

※この時に小学校の4〜6年生の数人組とかがいたりすると、最初だけ誘導したら後は割と任せられたりするんですけどね(汗)


子どもの相手が苦手なボクの自覚してなかった特技が、その場の皆をハッピーにした。


前述したボクの特技?ですが、これまで弱点とまでは思わないまでも、「特技」とは考えていませんでした。

『周りが知らない人だらけの場所でも、堂々と大きな声で話せる』

しかとこの特技、割と微妙なんです。
「人前で話すのが得意」とかではなくて、
注目されたら恥ずかしいし、
緊張して上手く話せなくなるし。

でも、因数分解してみたら、
「人見知りをしない」と、
「注目されたいという承認欲求」、
たぶんこの2つの組み合わせっぽい。

まぁ細かい話はさておき、
大事なことは、子どもと遊ぶながら苦手なボクでも、子どもが遊ぶのに役に立てる事があったりするって事ですね。

前述の子どもが集まって鬼ごっこを始めた話ですが、これ結構よく使う手です。

そして、大体の場合は、周りの親御さんにも喜ばれます。

先日も、しばらく遊び、子ども達が打ち解けてきた頃合いを見て休憩と称して抜け出したら、何人かの親御さんが挨拶に来てくれました。

「ありがとうございます〜♪」
「先生とかなされてるんですか〜?」
「普段からお仕事で子どもの相手などされてるんですか?」
「子どもと遊ぶのが上手ですねぇ!」

大体いつもこんな感じで、
基本的には、感謝して頂けます(笑) 

まだ目や手が離せない、小さな子がいる兄弟連れのお母さんや、ボクと同じように体が重そう&子どもと遊ぶのが苦手そうなお父さんには、特に喜んで頂けていると思います。

そして、いつも感じる複雑な気持ちというか、
おそらく大切なポイントがあって。

子どもの相手が好きそうに見られたり、
上手ですねと言われたりする訳ですよ。

でもね?

冒頭でお伝えしたように、
普段の様子やダメさ加減も繰り返した通り。

ボクは子どもの相手が苦手だし、
なんなら、誤解を恐れずに言えば、
子どもは好きじゃない方なのです。

ボクは、自分が楽をするために、
自分で子どもの相手をしなくて済むように、
我が子の相手をしてくれる子を探しただけなんですよね。

それでも、ボクはもちろん、周りの人も助かったりするんですよね。

※全員が喜ぶとは思わないけど、興味ない人は混ざらなければ良いだけなので、迷惑は掛からないと思います。
まぁ…中には「さぁ帰ろう」と思って子どもを促してる親御さんに対してお子さん後ろ髪を引っ張ってしまう効果がゼロではないかもしれませんが…。


父親としての自分に自信がなくても、自分だけにしか出来ない貢献の形なんかもあるかも知れない。


こうして。

以前はデート中の彼女に恥ずかしい思いをさせる位の効果しか感じていなかったボクの特徴が、人を助ける事にも繋がりうる特技へと昇格した訳です。

子どもの相手が苦手でも、
子育ての中で活かせる特技がある。

ボクはこれまで、
夫としても父としても、
家庭に対してどこか自信が持てずにいた。

けれど、考え方によっては、
何か自分にしかない形で、
家庭にも世間にも貢献できるのかも知れない。

そう考えたら、
ボクのように子どもの相手が苦手なパパさん、
子どもと遊ぶのが苦手なお父さん、
父親としての自分に自信がない男性の方も、
子育てが今より少し、楽になるかも知れません。




あとがき1

※あ、それとここをご覧になる確率は極めて小さいのは承知ですが、帰り際、ご丁寧に缶コーヒーまでくださったお母様、助かったのはこちらなのに、本当に有難うございました!(笑)
またお会いする日がありましたら、また子ども達を遊ばせて頂けると幸いです。

あとがき2

ずっとスマホ見てたお父さん!
もし、よく連れてきてるようでしたら、たまには息抜きなったようでしたら嬉しいです!
それと、珍しく連れてきたお父さんでしたら、
良かったら今度真似してくださいw
自分も周りも助かりますよ!!


新米パパさんは頑張りすぎも注意!

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過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。

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