不登校4年目、小学校で最後の運動会でした。
時代劇のような昭和の固定観念から脱却し、
令和の父親に向けてアップデート中!
こんばんわ、ナツキのパパです。
今日は、小2から不登校の長男にとって、
小学校最後の運動会でした。
相変わらず不登校のままなので、
遂に最後の運動会も「欠席」です。
ただ、まだ彼が登校してた頃から、
ずっと気に掛けてくれる友達がいて、
先日、久しぶりに息子にLINEをくれました。
「今年で最後だし見に来るだけでもどう?
それと下級生のリレーで実況解説やるから、
それも聞いて!」
そのLINEを見て、どうやら彼なりに、
ケジメというか想いがあったようで、
運動会に参加する訳じゃないけれど、
「見に行く。」
と、いつになくハッキリ。
少し驚きつつも、断る理由もないし、
当日は「観覧者」として、
ボクも一緒に学校に行くことに…。
しかも、6年生の出番は最後なんだけど、
実況解説が何時からか分からないという事で、
朝イチから行って、暑い中を最後まで。
アトピーでただでさえ暑いのが苦手だけど、
まだまだ日焼けする程の暑い日差しの中で、
ずっと立ち続けてました。
途中で、帰ろうか?と聞いたら、
「や、最後まで見る」
・・・と、疲労の見える顔をしながらも、
ハッキリとした口調で答える息子。
途中で疲れたといいながらも3時間半、
遂に最後までずっと立って見守っていました。
途中、誘ってくれた友達が息子に気付くと、
「あ、ナツ来てるやん!やったー!」
と大きな声で(喜びの声を)あげてくれて、
大きく手を広げると息子にハグしてくれて、
ボクはもうそれを見て、
泣きそうになっちゃいました。。
だってもう何年も会ってないのに、
こちらは最後に会った日の記憶で止まってても、
あちらは毎日更新されている筈だし、
息子への気持ちや思い出も小さくなるだろうに、
第一声が、好奇心ではなく、
喜びの反応だったことが嬉しくて。
また、その子が喜びの声をあげてくれた事で、
周りの子の反応も自然と肯定的な空気になり、
注目される事に抵抗があった息子も、
自然と友達と距離を詰められたと思います。
その後、息子は最後まで、
同級生の演技やリレーを見守ってました。
そして最後は、集合写真を撮るということで、
担任の先生に声を掛けさせて貰い、
競技には一切参加しなかった「欠席」の息子も、
写真撮影にだけ参加させて頂きました。
誘ってくれた友達は、
集合写真でも息子の隣立って、
肩を組んで笑顔でクラスの中に溶けていきました。
4年経ってなお気に掛けてくれて、
優しく声を掛けた友達に感謝しかありません。
本当に、ありがとう。
そして、義理なのかケジメなのか、
クラスメートには会いにくい気まずさとか、
色々な想いがあったと思うけれど、
友達の実況を聞くと約束したからと、
朝から炎天下の中に立ち続けて、
他の学年の催しの間もずっと見守り続けて、
最後には勇気を出して、
集合写真の中に歩いて混ざっていった息子も。
頑張ったね。
お疲れさま。
そして、ありがとう。
不登校あるあるだと思いますが、例に漏れず?ボクも初期は迷走しました。
当初は困惑したし、向き合い方が変わるまでに段階を踏みました。
不登校を選んだからといって、不幸なんてことはないよね。
拙い文章ではありますが、ボク自身が不登校の当事者として感じた事や思う事をこちらでも書いていますので、もし宜しければ併せてご一読頂けたらと思います。